つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

うなぎの「伊豆榮本店」

2024年12月19日 | 飲食店
 上野不忍池端にある伊豆榮本店は老舗のうなぎ料理店です。
 江戸時代中期に開店した上野池の端本店は昭和59年にビル建物として改築して面目一新しています。

 うなぎ料理については鰻そのもの。そしてタレ、ごはんのよしあしも大事です。また、「裂き」「串」「焼き」が重大三要素といえ、その三要素の中でもとくに決定的なのが「焼き」です。俗に「裂き三年、串八年、焼き一生」ということばがあるほどで、微妙な味の差が「焼き」一つで出てくるといってもいいほど難しいとされています。

 伊豆榮の「焼き」の技術は、二百数十年の伝統をふまえた上に、代々、名人芸ともいえる腕をもった職人に恵まれ、今日まで“のれん”に輝きを付加しています。炭の具合と、火の通し方の間(マ)と、それに、煙のまわし方と、そうした秘伝的技法をカン一つで見事にこなし、あのふっくらと香ばしい蒲焼ができ上がるという。

 最近うなぎ屋には外国人旅行者が多く見受けます。寿司、天ぷらと並び称される日本料理に代表されるうなぎ料理です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする