久しぶりに目覚ましをかけて起床。いよいよ仕事始めだ。夫を送り出し、自分も出勤。息子は一人今日まで冬休みである。
10日ぶりの職場はさすがに冷え切っている。机の上の温度計は10度を指している。金曜日はもっと寒かっただろうと思う。
上司に挨拶と簡単に治療状況を報告した後、メール処理に励む。仕事納めの日にあらかたの処理をしていたので、思いのほかメール等が溜まっていない。ほっとする。
ぼつぼつ皆が出勤してきてようやく室内の気温は15度を超える。
午前中の定例会議をこなし、午後から休暇をとって病院へ向かった。
前回の撮影は8月下旬の暑い盛りのこと。腫瘍マーカー上昇とレントゲンでの腫瘍茎の増大、ホルモン剤フェアストンの効果測定のための撮影だった。その前の5月中旬の画像に比べて、左肺の引き攣れたような影が濃く大きくなり、それまで目立たなかった影もはっきり主張し、右肺には5月になかった丸い影があり、ずっと消えないでいる腫瘍茎も太く大きくなっていた。その結果、「画像を見ると、そろそろ薬を変える時期である」という診断で“EC投与最低4回、出来れば6回”が決まったのだった。
今日は電車の接続が良く、予約時間よりも小一時間早く到着してしまった。自動再来受付機にカードを通し、2階の放射線部受付へ。準備室に通されるまでに本を読みながら40分弱待った。検査着に着替えて血管確保。右腕を差し出すと、看護師さんから「いつもここを使っていますか?使い込んでいますね。」と言われる。おっしゃるとおりだが、使える腕は1本だけだから仕方ない。それでも思いのほか痛みがなく生理食塩水の点滴が始まった。廊下で待つこと15分くらいだったか。予約時間より早めに名前を呼ばれスタート。
頚部からの撮影ということで、かつらの留め具が映るかもしれず、撮影室でかつらを外して素頭になる。1か月半投与をお休みしているせいか、いつのまにかポワポワの柔らかい髪の毛が芝生の如く生えてきている。もうツルツルの禿げ頭ではない。クリ坊のような感じか。白髪を覚悟したが、今のところ黒い毛である。
さて、毎回のようにベッドに寝て万歳の姿勢をとり、最初は造影剤なしで、次に造影剤が入っての2回の撮影で合計わずか10分程度のこと。造影剤が体を駆け巡るのは本当に速い。体の芯がカーッと熱くなり、何度経験してもいい気持ちはしない。今日はいつに増して薬のにおいが鼻につき、カッカ度が酷かった。 そうこうしているうちに無事終了。針を抜いてもらい、紙テープをリクエストしたが、かなり強力なテープであっという間に止血されてしまった。マジックで大きく「3時半には外してください」と書いてある。
放射線受付を経由して総合受付の会計へ移動。それほど待たずに終わった。病院滞在時間は1時間半弱だった。
当初の予定では、ランチタイムは過ぎてしまうだろうと思っていたが、若干早く終わったため何とか滑り込みで遅いランチを摂ることが出来た(レストランは私が最後の客で、貸切状態。あと30分で閉店とのことだった。)。たっぷり温かいお茶を飲んで造影剤の早期排出に努める。
それにしても気付けばすっかり日が長くなった。5時近くでもまだ薄明るい。
息子と最寄駅のショップで待ち合わせをして、早めの誕生日プレゼントに、欲しがっていた時計を買い、二人で夕焼けを見ながら帰宅した。
相変わらず胸部の圧痛が気になるが、とりあえず来週の水曜日に結果を訊くまでは、余計なことは何も考えるまい。
10日ぶりの職場はさすがに冷え切っている。机の上の温度計は10度を指している。金曜日はもっと寒かっただろうと思う。
上司に挨拶と簡単に治療状況を報告した後、メール処理に励む。仕事納めの日にあらかたの処理をしていたので、思いのほかメール等が溜まっていない。ほっとする。
ぼつぼつ皆が出勤してきてようやく室内の気温は15度を超える。
午前中の定例会議をこなし、午後から休暇をとって病院へ向かった。
前回の撮影は8月下旬の暑い盛りのこと。腫瘍マーカー上昇とレントゲンでの腫瘍茎の増大、ホルモン剤フェアストンの効果測定のための撮影だった。その前の5月中旬の画像に比べて、左肺の引き攣れたような影が濃く大きくなり、それまで目立たなかった影もはっきり主張し、右肺には5月になかった丸い影があり、ずっと消えないでいる腫瘍茎も太く大きくなっていた。その結果、「画像を見ると、そろそろ薬を変える時期である」という診断で“EC投与最低4回、出来れば6回”が決まったのだった。
今日は電車の接続が良く、予約時間よりも小一時間早く到着してしまった。自動再来受付機にカードを通し、2階の放射線部受付へ。準備室に通されるまでに本を読みながら40分弱待った。検査着に着替えて血管確保。右腕を差し出すと、看護師さんから「いつもここを使っていますか?使い込んでいますね。」と言われる。おっしゃるとおりだが、使える腕は1本だけだから仕方ない。それでも思いのほか痛みがなく生理食塩水の点滴が始まった。廊下で待つこと15分くらいだったか。予約時間より早めに名前を呼ばれスタート。
頚部からの撮影ということで、かつらの留め具が映るかもしれず、撮影室でかつらを外して素頭になる。1か月半投与をお休みしているせいか、いつのまにかポワポワの柔らかい髪の毛が芝生の如く生えてきている。もうツルツルの禿げ頭ではない。クリ坊のような感じか。白髪を覚悟したが、今のところ黒い毛である。
さて、毎回のようにベッドに寝て万歳の姿勢をとり、最初は造影剤なしで、次に造影剤が入っての2回の撮影で合計わずか10分程度のこと。造影剤が体を駆け巡るのは本当に速い。体の芯がカーッと熱くなり、何度経験してもいい気持ちはしない。今日はいつに増して薬のにおいが鼻につき、カッカ度が酷かった。 そうこうしているうちに無事終了。針を抜いてもらい、紙テープをリクエストしたが、かなり強力なテープであっという間に止血されてしまった。マジックで大きく「3時半には外してください」と書いてある。
放射線受付を経由して総合受付の会計へ移動。それほど待たずに終わった。病院滞在時間は1時間半弱だった。
当初の予定では、ランチタイムは過ぎてしまうだろうと思っていたが、若干早く終わったため何とか滑り込みで遅いランチを摂ることが出来た(レストランは私が最後の客で、貸切状態。あと30分で閉店とのことだった。)。たっぷり温かいお茶を飲んで造影剤の早期排出に努める。
それにしても気付けばすっかり日が長くなった。5時近くでもまだ薄明るい。
息子と最寄駅のショップで待ち合わせをして、早めの誕生日プレゼントに、欲しがっていた時計を買い、二人で夕焼けを見ながら帰宅した。
相変わらず胸部の圧痛が気になるが、とりあえず来週の水曜日に結果を訊くまでは、余計なことは何も考えるまい。