ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.1.27 今年も無事に家族写真撮影終了!

2013-01-27 22:37:52 | 読書
 昨夜、夫は口数も少なくガックリ疲れた様子で、いつになく早くベッドへ直行した。私もさっさと休みたかったのだけれど、息子が寝る様子がなく、最後に寝室に行けたのは、日付が変わる頃になってしまった。
 今朝は体が重くぐったり疲れていて、なかなか起きられなかった。
 息子が試験のため昼前に出かけるので、何とか起きて朝食の支度をした。
 わかってはいるものの、往復6時間の移動は堪える。翌日が仕事の日にはお見舞いには行けないな、と思う。

 さて、3日後は息子の17回目の誕生日である。羨ましき哉、17歳青春真っ盛り!である。
 生後100日の記念写真以降、毎年1月30日の誕生日には写真館で家族写真を撮ってもらっている。
 今から8年前、息子が9歳の誕生日の写真だけは、私が初発の手術を2月4日に控えていたため、退院した後の3月に撮った。私は何とか入院前に撮っておきたいと言ったのだが、夫が元気になって戻ってきてからが良いと言ってきかなかった。縁起でもないけれど、遺影にでもなったら・・・と思っていたらしい。
 
 息子は17年生きているうち、8年間は母が病を患っている(そしてこれからずっと健康体に戻るわけではない)わけだから、ちょっぴり可哀想といえば可哀想だな、と思ったりもする。
 今年は暦の関係で少し早いが、平日の撮影は難しいため、今日、日曜日の夕方に撮影の予約をしていた。
 私は写真撮影の前に、マッサージでメンテナンスとリラックス。一人至福の時を過ごさせてもらい、ピカピカつやつや(のつもり)で、カメラに向かった。

 写真を選んでから、その足で息子のリクエストによりシーフードレストランへ移動した。早めの誕生日の夕食会を愉しみ、買い物をしながら帰宅した。

 あっという間に土日が終了。明日からまた新しい1週間が始まる。早くも週末は2月だ。いつものとおり、1月は行ってしまい、2月は逃げてしまわないようにきちんと捕まえておかなければ・・・。

 今日も、先日通院日に読んだ本1冊をご紹介。
 香山リカさんの「若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか」(朝日新書)。
 久しぶりに香山さんの新書を読んだ。「最近の若者は・・・」がリアルに理解できる 香山リカ、待望の若者論!」とある。
 ふと気付けば平成も25年、四半世紀を迎えることになった。
 “平成生まれの大卒が社会人になっている。中高年の多くが「最近の若者」の気持ちがわからないという悩みを抱えている。”・・・と中表紙にはあるが、まぁ、これは私たちが社会人になった時も“新人類”と称され、「東京オリンピックが記憶にないだって?」とか「お風呂屋さんの閂の刺さった下駄箱を知らないだって?」とか言われてのけぞられたのと同じ順繰りのことだと思うけれど。
 携帯電話を持っていると待ち合わせは本当に便利だなあ、と思うけれど、まえがきで書かれていた大学生のレポートに「その昔、携帯電話がなかった時代があったという。その頃の人は、いったいどのように待ち合わせをしたのだろうか。」という文章に釘付けになった・・・という香山さん(昭和35年生まれで私より一つ年上)の衝撃にも頷ける。
 若者に特有のプライド、コンプレックス、恋愛や人間関係等について40のキーワード(SNS疲れ、愛されキャラ、自己満足系の自分みがき、ヘルシー志向、コピペ、貯金好き、生業不安、ほどほどの自分・・・)をもとに、私たち中高年と若者の心理の違いを綴っている。するするとあっという間に読破。
コメント (4)
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