ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.4.7 明日はカドサイラ(T-DM1)3回目、ここ数日の体調のこと

2015-04-07 21:51:20 | 日記
 今週も新入生のガイダンスや各種申請の受付等で忙しく始まった。
 新しいメンバーになって初めての顔合わせの会議も終え、学内には初々しい学生たちが溢れ、先輩学生たちも混じって賑やかな雰囲気だ。
 ずっと散らずに頑張っていた桜もいよいよ葉桜になりつつある。この冷たい花散らしの雨で、いよいよ若葉の季節を迎えるのだろう。

 さて、明日はカドサイラ(T-DM1)3回目の治療日。
 初回は投与直後から頭痛やだるさがあった他、投与した翌週明けから酷い胸痛が出てしまい、ロキソニンだけでは抑え込めず、初めてコデインのお世話になった。
 2回目は頭痛もだるさも初回ほど酷くなかった。相変わらず痛みはあり、ロキソニンは日に3度と欠かせなかったが、コデインが登場することもないままに無事過ごせそうだ。それでもロキソニンを3度3度飲み続けた所為か、ここのところなんとなく胃が重い感じ。この数日、様子を見ながら徐々にロキソニンを日に2度、出来れば1度までに戻せないかとトライ中である。
 今日のように前日よりいきなり10度以上気温が低い日もあるし、気圧が不安定なので、ただでさえ胸痛が出る恐れがあるのだけれど、不思議とここ2,3日、酷い痛みがなく、落ち着いている。有難いことである。
 あぁ、カドサイラ(T-DM1)が効いてくれていますように。

 明日は採血に加え、2月にCTを撮って以来初めてのレントゲン撮影もある。これまで何をしても消えることがなかった両肺の腫瘍茎はいかに・・・である。
 まぁ、すっかり消えてしまうなどという夢のようなことは起きなくても、見た目が少しでも小さくなってくれていたら嬉しいのになと思う。
 急に消える腫瘍は、同様に急に大きくなるということも聞いたことがある。だから、私はもはや急に消えてしまうとか急にうんと小さくなってしまうなどということは望んではいない。体調が安定して痛みも上手くコントロール出来て、今の生活が少しでも長く続けられれば十分だ。とにかく、がん細胞がその身を滅ぼさないように上手に宿主である私と共存してもらいたいものである。

 本当に真冬のように冷たい霧雨がそぼ降り、傘を差していても濡れることこのうえない。歩きながらなんだかしょんぼりしてしまう。そんな中、帰宅すると今月1回目のお花が届いていた。クリームとワインカラーのスナップ(金魚草)があわせて3本、白とピンクが混じったカーネーションが2本、白いマーガレットが2本。花言葉はそれぞれ「おしゃべり」、「女の愛」、「温かい心」だそうだ。
 家の中にお花が一杯になって気持ちが明るくなった。
 明日の通院に備えて、今月の新刊文庫や新書もたんまり買い込んだ。さて、どれから持っていこうかと迷う幸せな夜である。


コメント
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