ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.4.3 お花に囲まれて・・・ようやく週末

2015-04-03 19:57:24 | 日記
 年度末年度始めのドタバタの1週間がようやく終わり、金曜日である。
 職場では異動してきた方たちが緊張した面持ちであれこれ訊いたり、引き継ぎを受けたりしている。その中で年度末仕事の後始末と年度始めの繁忙期業務をこなさなければならないわけだから、残留組もかなりストレスが溜まっている様子。

 昨日は私も新任研修に冒頭だけ出席し資料を頂いて、通常業務に戻った。午後は例年通りの力仕事、新入生への資料配布業務に加わった。配布する学生証の生年月日をチラと見ると、平成9年3月生まれ、とある。あぁ、現役で入学してきた学生はもう我が家の息子より年下なのである。改めて19年前にこの大学にやって来た時、生後2か月で首も座っていなかった息子を思い出し、時の流れを実感しながら、しばし感慨にふけってしまう。
 そして、皆、なんとか体調を崩さずにこの時期を乗り切って、と願う。
 法人内の大学院や大学では明日、明後日と入学式。まだまだ続く年度始め業務である。

 今回の退職・再就職にあたり、お友達や先輩から思わぬ贈りものを頂いた。
 大好きなお花である。

 あいにく帰宅が遅かったりして、いずれも当日のうちに受け取ることが出来なかった。宅配便の方には何度も来て頂くことになり、申し訳なかったし、お花にも箱の中で窮屈な思いをさせて可哀想なことをした。

 薔薇やスイートピー、ガーベラ、アルストロメリア、トルコキキョウ等のフラワーアレンジメントを食卓に飾ると、文字通り部屋がパッと明るくなった。
 沢山の白い花を咲かせた3本立ちの胡蝶蘭の鉢も届いた。
 もったいなくも有難いことである。

 退職とはいっても、そのまま同じ席で同じ仕事をさせて頂くわけなので、職場ではお花を頂いて退場・・・という感じでは全くなかった。
 けれど、こうしたサプライズのお花を見て、改めて、あぁ、30年働いて退職したんだ・・・また新しい頁が始まったのだな、と今更のように思った。

 こうしてお花をプレゼントして頂けるなどとは全く思っていなかったので、本当に嬉しかった。
 この節目の有難い気持ちを忘れずに、これからの日々、また前を向いて頑張りすぎずに頑張っていきたいと思う。

 贈ってくださった方々、お心遣い本当にどうもありがとうございました。
コメント (2)
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