先週末、思いもかけない出逢いが実現した。やはり神様はいらして、願いは叶うのだ、ということを実感する。
1年半ほど前のこと、T-DM1(カドサイラ)を既に使っているというアメリカ在住の方のブログを見つけた。
日本での発売開始は昨年4月18日のことだから、1年以上先行していた。
当時、スーパーハーセプチン、あぁ、この薬さえあれば!という思いが私の中で相当膨らんでいたので、実際にこの薬の恩恵に与かっている方がいらっしゃるなんて!そのお話を聞くことが出来たら・・・とずうずうしくもメールを差し上げた。
すぐにお返事を頂き、以降お互いのブログ読者になり、メールのやりとりをさせて頂いている。
彼女はハーセプチンの開発者である、あのデニス・スレイダーマン医師からセカンドオピニオンを受けられているという。ミーハーな私はそれを伺うだけで舞い上がった。
そう、ハーセプチンは言うまでもなくHER2陽性という遺伝子を持つ予後の悪い乳がん治療を劇的に改善した本当に有難い薬。このハーセプチンがなかったら、私たちはもうとっくに空の上でしたよね、という話もした。
彼女は既に四半世紀以上、ご家族と一緒にロスに住んでおられる。
昨年も日本のご実家に帰省されていたことがあったが、当時は実際にお目にかかれるなどとは思いもよらなかった。
それが今年になって、このスケジュールで帰省するけれど、お会い出来たら嬉しい、とご連絡を頂いた。しかも、帰省先から新幹線に乗って東京まで来てくださるという。
いろいろとやりとりした結果、ひと駅でも彼女のご実家に近いこと、私の土地勘があり、足の痛みで歩くのがしんどい彼女を無駄に歩かせる必要がないこと等を勘案して、いつもお世話になっている新幹線の駅、すなわち病院の最寄駅の駅ビルでランチをご一緒することになった。
ゼローダの副作用である手足症候群で足裏の痛みが酷い中、足に負担のないサンダルを履きながら、満面の笑顔で現れた彼女は、一見したところもうすっかり外国の方という風情だ。
初対面だというのに、4時間もの長時間、殆どお料理を口に運ぶ時間も惜しいほどノンストップで喋りっぱなし。お互いブログで家族のことや日常のことは概ね判っているから、前置きの話題は必要なく、もう本音だけでの弾丸トークに終始した。
ロスといえば今を遡る25年前の1月、天井がびっくりするほど高く、ステンドグラスの美しい教会で結婚式を挙げた街。その後、なぜか一度も訪れる機会がなかった。
奇しくも彼女のご主人は牧師様で、彼女ご自身もクリスチャンだという。「次回は、ロスでお会いしましょうか・・・」と二人で盛り上がった。
青い海、青い空の西海岸にMLBファンの息子を連れて再訪することが出来たら、これは凄いことだ。
あぁ、またいつものように夢が暴走を始めている。
1年半ほど前のこと、T-DM1(カドサイラ)を既に使っているというアメリカ在住の方のブログを見つけた。
日本での発売開始は昨年4月18日のことだから、1年以上先行していた。
当時、スーパーハーセプチン、あぁ、この薬さえあれば!という思いが私の中で相当膨らんでいたので、実際にこの薬の恩恵に与かっている方がいらっしゃるなんて!そのお話を聞くことが出来たら・・・とずうずうしくもメールを差し上げた。
すぐにお返事を頂き、以降お互いのブログ読者になり、メールのやりとりをさせて頂いている。
彼女はハーセプチンの開発者である、あのデニス・スレイダーマン医師からセカンドオピニオンを受けられているという。ミーハーな私はそれを伺うだけで舞い上がった。
そう、ハーセプチンは言うまでもなくHER2陽性という遺伝子を持つ予後の悪い乳がん治療を劇的に改善した本当に有難い薬。このハーセプチンがなかったら、私たちはもうとっくに空の上でしたよね、という話もした。
彼女は既に四半世紀以上、ご家族と一緒にロスに住んでおられる。
昨年も日本のご実家に帰省されていたことがあったが、当時は実際にお目にかかれるなどとは思いもよらなかった。
それが今年になって、このスケジュールで帰省するけれど、お会い出来たら嬉しい、とご連絡を頂いた。しかも、帰省先から新幹線に乗って東京まで来てくださるという。
いろいろとやりとりした結果、ひと駅でも彼女のご実家に近いこと、私の土地勘があり、足の痛みで歩くのがしんどい彼女を無駄に歩かせる必要がないこと等を勘案して、いつもお世話になっている新幹線の駅、すなわち病院の最寄駅の駅ビルでランチをご一緒することになった。
ゼローダの副作用である手足症候群で足裏の痛みが酷い中、足に負担のないサンダルを履きながら、満面の笑顔で現れた彼女は、一見したところもうすっかり外国の方という風情だ。
初対面だというのに、4時間もの長時間、殆どお料理を口に運ぶ時間も惜しいほどノンストップで喋りっぱなし。お互いブログで家族のことや日常のことは概ね判っているから、前置きの話題は必要なく、もう本音だけでの弾丸トークに終始した。
ロスといえば今を遡る25年前の1月、天井がびっくりするほど高く、ステンドグラスの美しい教会で結婚式を挙げた街。その後、なぜか一度も訪れる機会がなかった。
奇しくも彼女のご主人は牧師様で、彼女ご自身もクリスチャンだという。「次回は、ロスでお会いしましょうか・・・」と二人で盛り上がった。
青い海、青い空の西海岸にMLBファンの息子を連れて再訪することが出来たら、これは凄いことだ。
あぁ、またいつものように夢が暴走を始めている。