ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.7.25 “忘れ物大王”近況

2015-07-25 21:22:24 | 日記
 我が家の男性陣は“忘れ物大王”である、と何度もここで書いている。その近況報告である。

 寮暮らし2年目になる息子の姿は、日々目にしていないけれど、いつもリュックは異常な位の重さだ。
 そう、彼は中学・高校時代から度重なる忘れ物を自己防衛するために、教材道具等全てを鞄(リュック)に背負って日々を暮らしている。
 だから忘れ物はないのかもしれないけれど、いったいどこに何が入っているやら、探し出すのにかなり大変な模様。ああ、見つけるまでかなりの時間がかかるだろうな、とリュックの中の惨状を傍で見ていて実にストレスフルに感じるのだが、それは今やリアルタイムで見ぬもの清し・・・なのでよいことにしている。

 一方、最近いやでも目に入るのが連れ合いである。
 防御策として必ず毎朝「忘れ物ないの?」と言ってあげることにしている。
 「大丈夫!」と言って、何気なく指差し確認をした様子で玄関が閉まる音がする。
 さて、行ったな~と思うと、なにやら携帯が鳴る。
 昨朝は「財布と薬袋」(一本調子で)とのたもうた。
 こちらはまだ出かける用意が整っていないから、そのままの格好で玄関を出て、階段を下りて駐輪場まで届ける元気は到底、ない。夫が玄関口まで息を切らして戻ってくるのを待って、そこで手渡す。
 「今、大丈夫って言ったよね、何でかな~。もうこれはブログに書くわよ」と言うと動揺して、財布を落としていた。

 携帯やタブレットは、一日おきくらいでどちらかを忘れている模様である。
 駅に着いた頃、何気ない感じを装って「今日はラインはお休みです」とメールが来る。あれ、と思って置き場を見ると、つまりはなんのことはない、タブレットが置き場に放置されている、という具合。

 それにしても、なんでそう毎日忘れるのかな~と思う。先日は財布がベッドの上に鎮座していた。
 置き場にちゃんと置いておこうよ~と思うのだけれど、もうこれは自己責任。
 とはいえ、ランチタイムに「すみません。お財布忘れたので、お金貸してください」と同僚に言っている姿を思い浮かべると、きちんとフォローできないダメ妻なのかも、と下を向き、申し訳ない限りであるのだけれど。仕事はちゃんと抜かりなくやっていると言うけれど果たして・・・。

 まあ、こんなことを書けるくらい平和なのかもしれない。
 ご迷惑をおかけしている方々、この場をお借りして深くお詫び申し上げます。
 引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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2015.7.24 目尻の皺は自然な証拠!

2015-07-24 21:42:11 | 日記
 愛読している読売新聞の医療サイトyomiDr.のコラムで最近スタートした「予防医学研究者・石川善樹の『続けたくなる健康法』」の最新号で、目尻の皺に断然自信を持ったものを見つけた。
 以下、転載させて頂く。

※   ※   ※(転載開始)

「作り笑い」でも福が来た(2015.7.21)

 「笑う門には福来たる」といいます。
 でも、「笑う」といっても、心から笑える場合もあれば、空気を読んで「作り笑い」することも多いですよね。
 では、作り笑いをしても、福は来てくれるのでしょうか?

 歴史をふりかえると、笑顔についてはじめて研究をおこなったのは、19世紀に神経学者として活躍した、ギューム・デュシーヌというフランス人です。
 デュシーヌは研究の結果、同じ笑顔でも、自然な笑顔と作り笑いとに分けることができると主張しました。その違いは、目じりのシワなのだそうです。
 作り笑いを浮かべている人は、口元は笑っていても、目が笑っていません。一方、自然な笑顔の人は、目じりにシワができているというのです。

 つまり、目じりを見れば、笑顔が本物かどうか判別できることが分かったのです。この性質を活用して、笑顔が私たちにどのような影響を及ぼすのか研究が行われてきました。
作ってでも笑った方がいい
 ウェイン州立大学のマイケル・クルーガー教授らは、1952年にアメリカのプロ野球に入った選手230名を対象に研究を行いました。
 研究の目的は、
 笑顔が本物かどうかで、その後の寿命に影響を与える
 研究者らはまず、入団時の写真を1)無表情、2)作り笑い、3)自然の笑顔の3つに分類しました。そして、それぞれの選手がその後何歳まで生きたのかを2009年まで追跡調査してみたら、次のようになっていました。
• 笑顔なし   →  72.9歳
• 作り笑い   →  74.9歳
• 自然な笑顔  →  79.9歳
 なんと、笑顔がない選手に比べて、自然な笑顔の選手は、寿命が7年長かったのです。タバコを吸うかどうかで、寿命が5年ぐらい違うといわれますが、笑顔かどうかで7年も違うというのは、スゴイことですね。

 さらに驚くべきは、作り笑いをしていた選手でも、無表情の選手と比べて、寿命が2年長かったのです。
 どうやら、「作り笑いでも、福来たる」ようです(笑)
 その理由についてはっきりとしたことはわかりませんが、心と体は連動するため、作ってでも笑うことで、気分がよくなるというメカニズムがあるのかもしれません。

 作り笑いは何も難しいことはなく、口角をあげさえすれば、誰でもできます。
 ぜひ、意識して笑うことを心がけてみてはいかがでしょうか?!

(転載終了)※    ※    ※

 そういうことだったのか、と膝を打つ。
 笑顔を向けられていても、なんとなく心が打ち解けない感じを受けるのは、心から笑っていない作り笑いだから。そして、それを見分けるには目尻の皺をチェックすればよいのである!という。
 相好を崩すという言葉があるが、文字通り、とても幸せを感じる言葉である。本当に嬉しい時、楽しい時は顔がくしゃっとなるのが普通。心から笑っていない笑顔はやはり、寂しい。
 かく言う私は寄る年波で、目尻の皺がかなり大変なことになっているけれど、これは笑顔の勲章なのだ、と思うと、まんざら捨てたものでもなさそうだ。

 しかも、禁煙での寿命の延びが5年であるのに、笑顔による伸びは7年。凄いではないか。
 なんとなく寂しい感じを受ける作り笑いでさえ、2年の伸び。
 今回のヨガリトリートで目尻の皺全開で沢山笑って、寿命が延びた気がしたのは、やはり私の勝手な思い込みではなかったのだ、と気持ちをますます強くしたのである。
 どこかのファストフードショップのメニューボードではないけれど、スマイルはゼロ円。せっかくの人生、一日になるべく沢山の自然な笑顔で過ごしていきたいものである。

 ようやく週末。3週連続でお泊りが続いて、4週間ぶりの通常の土日である。しっかり休養した後にさぼりがちだった掃除も済ませ、なるべく断捨離も進めなければ。
 ここ最近、これは週末の常套句になりつつあるが、有言実行、来月の息子の帰省前には少しでも広い部屋にしなければ、と強く心に誓うのである。
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2015.7.23 我が家の新入りたち雑感

2015-07-23 21:30:29 | 日記
 七夕の翌朝にリビングのテレビが突然壊れてから2週間あまり。
 その週末に様子見に出かけた電気店ですっかり乗せられ、急遽購入することになったのは記事にしたとおりだ。現物の納品があったのは先週末のこと。ちょうど私はヨガリトリート参加中で不在の土曜日だった。夫から「無事納品された、なかなか良い」と連絡は受けていたが、月曜日、帰宅すると、文字通り新しいテレビが鎮座ましましていた。

 夫は独身貴族でいた間にいろいろ視ていたようで、赤がシャープで綺麗だとか、こんなことも出来る、あんなことも出来ると、あたかも新しいおもちゃを手に入れた男子丸出し状態なのだが、私は期せずしてこの2週間あまりテレビを殆ど視ない(リトリート中は1分たりとも視られなかった。)状況が続いているので、いまだその新しい機能やら凄さに触れていない。

 今までの42インチを49インチにしたから2割近く大きくなっている筈なのだが、これまでのテレビの枠の部分がそのまま全て画面になった感じなので、テレビ自体の部屋に占める大きさはほぼ同じ。だから、あまりテレビが変わった!というインパクトはないように感じる。やはりアナログが地デジになった時ほどの感動はない。4Kを買ったわけではないけれど、一応2Kではハイエンドモデルだそうで、色が綺麗なのは確かだ。

 もうひとつ。リトリートから戻って、いきなり我が家の食卓に登場したのが、ミキサー(とそれを使っての果物ジュース)である。
 我が家にミキサーがあったなんて(といってもかなり小さくておもちゃのようなものだ。)すっかり忘れていた。一体どこでどういう経緯で台所の棚の中に収められていたのか、情けなくも恥ずかしくも全く記憶にないのだ。・・・トホホ、断捨離が進んでいないということなのだが。
 私がリトリートで供された流動食のような朝食の写真を夫にLINEで送り、美味しかった~というものだから、「ところで、うちにこんなのあるの知ってた?」と帰って早々、ドンとダイニングテーブルに置かれたのだ。

 ちょうど頂き物の桃が沢山あり、ジュースにしてみたら、美味しい。まあ、生の果物をほとんどつぶしているだけなのだから、美味しくないわけはないのだけれど。翌朝はバナナとミルクで試し、昨日は、これまた頂き物のメロンとミルクで試してみた。

 いや、これは、なかなか良い。ミルクにヨーグルトやアイスクリームを加えたら、デザートにもなりそうだ。カボチャやお芋のスープもいいかもしれない。
 もちろん、いつの年代のものか出自もイマイチ不明だし、かなりチャチなので、今流行りのスムージー器のようなわけにはいかないけれど、これならいろいろ工夫して朝の食卓のバラエティが広がるかも、と思っている。

 おりしも今日は文月ふみの日、そして大暑である。今朝から雨模様で猛暑もちょっと一休みだけれど、相変わらず身体に堪える蒸し暑さ。ビタミンやミネラルをしっかりとって夏バテ予防に励みたいものである。

 体調のことを少し。今朝から飲み始めたサインバルタカプセル20mg。今日はとりあえず酷い眠気に襲われることなく、気持ち悪さもなかった。お昼にお腹を壊したのがこの薬の所為なのかどうかはわからないけれど。このまますんなり身体が受け入れてくれますように。


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2015.7.22 採血後診察、ランマーク10回目、カドサイラ(T-DM1) 8回目

2015-07-22 20:16:51 | 治療日記
 梅雨明けとともに灼熱の暑さ(熱さ!)が続いている。今日は今月2回目の通院日である。朝から気温はぐんぐん上がっている。日傘を差してもコンクリートの照り返しでクラクラする。
 最寄駅でも乗換駅でも電車は順調。夏休みとあって、旅行にお出かけするチビッコの姿が多い。乗換駅で始発電車を待ち、端の席を確保。本日のお伴は米澤穂信さんの「リカーシブル」(新潮文庫)。帯には「三冠作家が放つ 切ない。痛い。青春ミステリ」とあり、迷わず手に取った。序章から引き込まれ、手指の痺れをちょっと気にしながら頁をめくり続ける。

 電車を降りると、家を出た時よりも更に陽射しが強くなっている。予定時間に病院到着。自動再来受付機にIDカードを通し、採血の自動受付機へ直行する。待合椅子は空いており、ほどなくして採血室に入れた。初めての看護師さんが3本の採取。針刺も抜針もまずまずのスタートだ。
 本日もレントゲン撮影なしで、そのまま腫瘍内科へ移動。待合スペースで読書に没頭できるいつもの位置を確保。 

 1時間ほど待って「中待合へどうぞ」に番号が出た。自動血圧測定機での計測は92-57、脈拍は84。平常どおりだ。待っている間、読書は続けたが、中待合で声を上げて泣いている若いお嬢さんを、針刺名人のOさんとそのお母様と思しき方が背中をとんとんしながら優しくなだめているなど、色々な人間模様が嫌でも目に入ってくる。

 その後30分ほどで、先生がお顔を出された。「お暑うございます」とご挨拶した後、「お住まいの辺りは暑いでしょう?」と問われ、「いや、もう文字通り灼熱、体温以上の熱さです。」とお答えする。診察室での検温は6度8分。昨日は本当にその位の気温であった。
 「さて3週間、どうでしたか。」と問われ「おかげさまで概ね調子が良かったですが、10日ほど前から手足の痺れと痛みが気になり始めました。パソコンのキーを打ったり、スマホの画面を触ったり、本の頁を繰ったりするとチリチリピリピリします。足は手よりは酷く感じませんが、長靴を履いた後に足の裏が真っ赤になり、指先の痺れと痛みが酷くなりました。」とご報告。
 「痺れだけでなく痛みがあるとなると、何か薬を飲みましょうかね」とおっしゃるので「漢方でしょうか、リリカでしょうか」と問うと、「サインバルタという薬が痛みや痺れによく効くようです。主に大腸がんで痛みや痺れの出る薬の副作用対策に使っていますが、他のものと比べて良いようです。糖尿病の痛みや抗鬱剤としても使うのですが、眠くなるのがちょっと注意です。午前中運転しなければ問題ないです」とのこと。「まあ、他にも色々ありますから、とりあえずお試しで使って(もしダメならまた別の薬に変えて)みましょう」と即決。確かに酷くなって身体がこの痛みを覚えてしまってからよりも、先手必勝である。ゼローダとタイケルブの時に痛い思いをしたので念のため、ヒルドイドローションを1本処方して頂いた。
 またこの2,3日、今までの胸痛とは別に喉元が締め付けられるような、一瞬息苦しくなるような痛みが5分ほど続くことが何度かあったお話をすると、「狭心症ですかね~肩は痛くないですか」とおっしゃる。これについては少し経過を見て、まだ続くようであれば循環器の先生に診てもらいましょうとのこと。ついでに、涙目も相変わらずということも一応補足する。

 そして、本日の採血の結果、腫瘍マーカーCA15-3はまた下降していた。ここ数年で一番低いのではないかという快挙の数値である。思わず先生が見せてくださったPC画面に身を乗り出してしまう。他に前回まではHの赤字だった肝臓の値等も、全て正常範囲内に落ち着いており、HやLの正常範囲外は画面上パッと見たところ一つもなかった。
 カドサイラは採血結果だけを見れば初回から色々な数値異常もあるが、自覚症状としての副作用は4,5回程度では誰も何も言ってこないという。それ以上になるとそれなりに色々なことが出てくるようだ。長く続けるのだから、うまくコントロールして大切にお世話になって行かなければ。
 ということで、治療続行、ランマーク注射10回目とカドサイラ(T-DM1)8回目とあいなった。

 ロキソニンはまだ予備があるので、3週間分のデノタスチュアブルとサインバルタの2種類の飲み薬、ヒルドイドローションの処方。次回3週間後もレントゲンなしで採血のみ予約して頂く。
 席を立つ時、「次回治療の翌日から夏休みです」と言うと、「遠出するのですか」と訊かれる。「問題あるでしょうか」と問うと「いえ、問題ないでしょう」とのこと。ヤッタ!である。リトリート効果恐るべし、である。やはり心に決めたことで、現実は動き出しているのかもしれない。(と書くと、夫から「マインドコントロールされているんじゃないの、大丈夫?」と不審な目で訊かれるのだけれど、いたってノープロブレムである。)

 化学療法室へ移動し、いつものように、待ち時間に夫やお友達に報告LINEやメール。今日は内側の通路側のリクライニング椅子に案内される。お手洗を済ませ、体勢を整えてポートの針刺しを待つ。今日もKbさんが刺してくださる。今日はうまく痛点を逃した感じで、幸先が良い。逆血も問題なし。
 20分程待って薬が届く。Krさんが「私にも診せて下さいね」とお顔を出される。逆血を確認し、問題ない、とのこと。いつものように最初に生食を落とした後、1時間10分ほどでカドサイラ(T-DM1)を投与し、再び15分の生食で流して終了。今日はランマーク注射もKbさんが刺してくださったが、ゆっくりお喋りしながら、だったので殆ど痛みがなかった。ラッキー。
 その間、隣のカーテンの向こうで、患者であるお母様と付き添いのお嬢さんの会話がそのまま聞こえる。患者さんは「なんでこんなことになってしまったんだろう」と泣いている。お嬢さんは「半年頑張ればいいんだから…」と慰めているけれど、なかなか収まらない感じ。看護師さんからもフォローされているけれど、「心が折れてしまって、怖くて毒を体に入れるのが嫌で」とのこと。
 初めての抗がん剤治療、とてもナーバスになっているのだろう。「大丈夫ですよ」と言って差し上げたい。漏れ聞こえるところによれば、お歳は61歳、これまで口内炎すら経験したことのない(!?)ほどお元気だったようだ。薬剤師さんの説明も嫌でも聞こえてくる。レジメンはイメンドを飲んでから吐気止めのデキサート、ECの投与のようだ。「ツルツルになるのですか」と脱毛のことを気にしておられる。ECとタキサンを8クールの後、手術のようだった。
 術前化学療法ということだから、今きちんと叩いておけば一生病院にかかることはないのだ。もちろん、ご本人にとっては本当に切ないことなのだろうけれど、成人したお嬢さんがこれから毎回往復、車で送迎してくれる模様。仕事も来週一杯はお休み出来るようだ。恵まれているのになあ、と思う。

 終了後の血圧は115-66、脈拍は70。抜針はヘルプで来ていたHさん。「わあ、○○さん、お久しぶりです、お会い出来て良かった」と言って頂き、嬉しい。が、衝撃はそれなり。今日も針刺名人のOさんはお忙しそうで、ご挨拶も出来ずじまいだった。
 
 会計は長蛇の列。採血、点滴の3割負担で16万円のお支払を自動支払機でカードで済ませる。
 外に出ると、一段と暑さに磨きがかかっている。もうコンクリートから湯気が立ちそう、陽炎が見えてきそうだ。薬局へ移動すると、そこそこの混雑だ。今日の本は厚めなのと、投与中にカーテンの向こうのお話が聞こえてあまり集中できなかったので、読み切れず、ここで読まねばと、待ち時間は全く気にならない。30分程して名前を呼ばれた。
 今回の薬についてちょっと質問すると、サインバルタを抗鬱剤として使う時には、私が今回処方された3倍量(60mg)とのこと。そのため、気分が高揚するなどの副作用(抗鬱剤としての本作用)は気にしないでよさそう。眠くなるからといって勝手に減らさず、とりあえず1日1回は飲むように、余りに眠いようなら服用時間は夜にしても構わない、出来ればチェンジするときには12時間開けて、ということだった。
 薬はちょっとかさが増えて、エコバックを用意する。お支払いは2,000円ちょっと。

 本日の病院と薬局の滞在時間は合わせて5時間強。駅ビルで遅いランチをして、読みかけの本をひたすら読み続け、帰宅は夕方5時過ぎ。
 リビングの室温は30度を若干超えていたが、風もあり、暑さも少しずつ薄れてきた。自宅近くで見る真夏の空模様が眩しくも爽やかだった。

 昨日届いた今月2回目のお花のこと。黄色のLAリリー、ピンクのグラジオラスがそれぞれ3本ずつとアレカヤシ。花言葉はそれぞれ「威厳」と「愛の祈り」だそう。こう暑いと、いくらマメにお水を替えても、お花はなかなか持たない。少しでも風通しの良い所に置いているのだけれど。
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2015.7.20 ヨガリトリート最終日~沢山の幸せとともに帰京

2015-07-20 22:43:10 | ヨガ
 昨夜は大浴場で手足を伸ばした後、キューバタンでベッドに入った。

 結局、目覚ましが鳴る前に今朝も自然と目が覚める。朝の浴槽足湯を終え、雲の動きを眺めながらハーブティをベランダで愉しんだ後、ヨガマットを携えて今朝もリクレーションルームへ。
 初めて経験する4日間のリトリートも、とうとう最終日である。刻一刻とお別れの時間が近づいてくると思うと、なんとも淋しい。けれど、今回は様々な心のコントロール方法を学んだので、もう何があっても大丈夫という安定した気持ちに満たされている。
 参加者の誰一人体調を崩すことなく、全員朝のカラダと相談しながら、ゆるりゆるりと動かしていく。教えて頂いた3種類のアーサナ、2種類の呼吸法、そして仕上げの瞑想を行った。

 その後、最後の朝食。メニューは一昨日の朝、昨朝とほぼ同じだが、12時間の断食後の食事(breakfast)は胃腸に負担のかからない流動食(スムージーとスープ、フルーツ)が良いということを身体が実感している。

 部屋に戻り、荷物をあらかたまとめ、しばし最後のハーブティタイムで読みかけの本を読み切った。梨木果歩さんの「雪と珊瑚と」(角川文庫)は、帯に「食べること、生きることの意味とは-」とあるが、文字通り今回のリトリートの為に用意されたような本だった。最後の雪の言葉はもう感動的!の一言に尽きる。

 そして、いよいよ最後のプログラム、「まとめ」だ。セッションルームに再集合。これまでの講義をおさらいして、実際にアーサナ、呼吸法の後、瞑想を20分間。まだ筋力も柔軟性もバランスもイマイチな私は、同じ姿勢で20分座っているのはなかなか苦しい。この4日間で得た知識や感覚を思い出しながら、静かに自分自身へと意識を向けていく。
 その後、ペアになって向かい合う瞑想を体験する。お互いに向き合い、手と手を合わせ、静かに相手を想いながらの瞑想。瞳を見つめて心で感謝の気持ちを伝える。14人の幸せ感が繋がっている感じがする。
 最後に、インストラクターSさんから修了証書の代わりにフォローアップの日程表カードを頂く。驚くことに、今回は来月から10月までの月に1度、Sさんのスタジオでフォローアップクラスを受講出来、更に希望があれば瞑想ヨガクラスやキールタンクラスの受講も出来るとのこと。
 各々頂いたカードにはSさんが瞑想して感じたという各人の良い所を書いてくださっている。私には「幅広く物事を捉える力、人を支える力、大切なものを大切にできる」とあった。
 カードを頂いた参加者はそれぞれ、今回のリトリートで得た気づきや決意をお披露目し、シェアする。感極まって涙が溢れる方も少なくなく、本当に暖かい雰囲気が部屋いっぱいに満たされる。参加した方たちとその大切な人たち、そして皆の幸せがずっと輝きますように、と願わざるをえない。全員集合の記念写真を撮影して、第三弾ヨガリトリートは終了した。
 その後、ショップで今日からセール!と聞いていたヨガウェアを皆でゲットする。お揃いや色違いですっかり盛り上がる。女子力全開である。
 予定時間より大分押してしまい、大急ぎで最後の昼食に向かう。メニューはとても美味な車麩の照り焼きに玄米ご飯、グァカモーレ、麦味噌のお味噌汁。マクロビのお蔭で腸の調子がとても良い。話し出すととても間に合わないということで、黙々と食事を済ませて、部屋に戻りシャワーを浴びて荷物をまとめ、アンケートに沢山の感謝の言葉を書いて、チェックアウト。

 お迎えのバスが来て荷物が積み込まれても、皆、インストラクターSさんたちとの別れを惜しみ、あちこちで写真撮影。私も御礼を言い、次回の再会を約束してお別れしてきた。自分が生きたいように心穏やかに何があっても大丈夫、という力を頂いた。
 バス組は8名に増え、事務局のOさんを含めてもう車内は大騒ぎ。いきなり参加者全員のLINEグループが出来上がり、アルバムも次々にアップされる。小1時間、渋滞なく走行し、来た時と同じサービスエリアで休憩時間。降りた時のムッとした暑さとコンクリートの照り返しに、ああ、梅雨明けしたのだと思い知らされる。
 天気は真っ青な夏空で、車窓からは海の青も美しく見える。夫が都心の解散場所まで迎えに来てくれるということで、大きな荷物を持つ不安がなくなり、夫へのお土産や息子の好きなもの等も購入した。
 3連休最終日でも全く渋滞することなく、出発から僅か3時間で都心の解散場所まで到着。到着したらしたで、また皆で記念写真を撮影。別れを惜しみながら、それでもまたフォローアップで来月再会出来るもの!という嬉しさで皆に笑顔が満ち満ちている。

 ずっと緑と空ばかり見ていたので、高い建物や沢山の人に酔いそう。だんだん目がチカチカしてくる。夫と最寄駅まで戻り、久々の普通食イタリアンで夕食を済ませて帰宅。洗濯機を回し、皆さんに写真をお送りしたりとアタフタと残務整理。

 こうして充実の4日間が終了。今回もまた元気な方たちとともに全てのプログラムに参加出来た。心底嬉しく有難い。
 笑顔で送り出してくれて、迎えにまで来てくれた夫には本当に感謝だ。

 明日からまた新しい気持ちで1週間が始まる。明後日は3週間ぶりの通院日でもある。この4日間で免疫力はアップし、寿命も延びたと感じている。きっと良い結果が出ると信じたい。
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