昨夜は寝付きよく、一度お手洗いに起きた後は、目覚ましの時間より30分ほど前に目が覚める。カーテンを開ければ外は青空。昨日の雨でまた濃さを増したような緑に圧倒される。今日もご機嫌に尻尾を振りながら、白い馬がお食事中。
台風はもう抜けたのだろうか。新聞もテレビも全く目にしていないが、被害は大丈夫だったのだろうか・・・と思いつつゆっくり動き出し、持ってきた血圧計で測定を終え、浴槽足湯に浸かる。ハーブティを淹れゆっくり蒸らしながら、美しく色が変わっていくのを眺める。至福の朝のひと時である。
今朝も昨日同様に、自由参加の朝ヨガのお部屋へ。
リトリートの旅も3日目、折り返しを過ぎた。カラダの硬さを確かめながら、ゆるりゆるりと動かしていく。常温でのヨガであるため、いつものホットな環境と違ってなかなかうまくポーズが取れないけれど、呼吸をなんとか整えていく。終盤、安らぎのポーズを取っている時にSさんが歌ってくれたキールタンは、以前、地元のワークショップでインストラクターのKさんが歌ってくれて、とても素敵だと思っていたもの。サンスクリット語の歌詞の意味はわからなかったのだけれど、今日その意味を聞いて、ああ、そうだったのか・・・ととても感動する。
朝食。世の中は昨日からが3連休だから、レストランでは私達の一行とは違う宿泊客が数グループ増えている。メニューは昨朝とほぼ同じで、スムージーはヘンプ(麻の実)パウダー入り。スープはパプリカで橙色がとても綺麗だ。
外は美しい雲が棚引き、青空が天高く広がり、何とも言えない開放感。ただただ、ひたすら気持ち良い。今朝もまた新しいLINE仲間が増える。便利な世の中になったものだ。
朝食後の食休みはライブラリーで薦められた1冊、鈴木真奈美さんの「『私に生まれてきてよかった』と心から思える本」(KADOKAWAディアファクトリー)をハーブティ片手に一気読み。
午前中の講義は「こころを幸せにしておく知恵」。メインの活動場所になっているセッションルームへ。どんな時に自分が幸せでいられるのか、これまでの人生で楽しかった思い出を時代ごとに区切って思い出しながら瞑想。ペアワークで相手にその話を伝え、一番いい顔をしていた時を教えてもらう。本当に自分が求めているものをはっきりさせるためにとても必要なことであり、いつでもトライ出来るものだという。終わった時には皆が生き生きと幸せそうで、部屋全体が優しい雰囲気に包まれている。
昼食は去年も供されたベジミートカレー・焼き野菜添え、オニオンスープ、穀物コーヒーゼリー。マクロビのデトックス食に身体が慣れ、今日はあまり空腹になっていないなと言いつつ、その美味しさに惹かれてしっかり完食。
夕方の講義迄のフリータイム。昨日は頭痛の為、部屋で読書と休息だけだったけれど、はて、今日はどうしようと思っていたところ、島のリトリート以来1年半ぶりに再会した、リーディングのセミナーを勉強しておられる方から、いかがですかとのお誘いを受け、30分ほど(何の?)話を聞いて頂く。程よい距離感が良いのか、驚くほど自分のことを伝えられる。
その後は、昨年ご一緒したお二人に誘われ、一緒にカートに乗せて頂いて園内を散策。ヴィラ棟を回り、ヨガデッキまで行って小休憩。直接肌に風を感じながら走るのが気持ち良い。可愛らしいカートの中でも紫外線をかなり強く感じ、山の夏を想う。
そんなわけであっという間に時間は過ぎ、持ってきた本は読みかけになってしまった。けれど、今回もまた新しい出逢いに恵まれたと思う。こうして素直に流れに身を任せ、普段なかなかできない行動をとること、これぞリトリートの醍醐味なのだと思う。
夕方の講義は「現実を変える」。ここでは、今までお話したことのない方とペアワークを行う。人生で悲しかったことを、お互いに話す人、聴く人になる。普通は打ち解けないと話せない内容を、知らない人に一気に話してみる、というのが目的。
嘘のないことを話すことで相手との距離が一気に縮まり、その人のことが好きになるという体験をする。その後、自分で変えたくても変えられない感情を変える瞑想のやり方、叶っていないことを叶える瞑想のやり方を学ぶ。
どんな自分になりたいのかというイメージを持ちながら瞑想すると、驚いたことに、今まで願ってはいけないことだと封印していたことが心に浮かび、それが実現して喜んでいる自分が想像出来てとても驚く。
その後でインストラクターのSさんから、これからはその(実現して喜んでいる)自分なら使わないだろう言葉は使わず(言葉を変える)、その自分ならするだろうと思う行動をまず一つ決めてみましょう(体の動かし方を変える)という宿題が出た。具体的には書けないけれど、こういうことがあったということを書いていること自体が今回の私の小さな行動である。
最後の夕食は和風ベジ懐石。発酵食品を取り入れた腸内環境改善コースである。これまであまりお話していない方とあえて一緒に、それぞれがテーブルを変えての夕食だ。外は夕焼けが美しい、と言っているうちにあっという間に真っ暗になる。星空が見えるかもしれない、とそのまま見晴らしの森・ヨガデッキへマイクロバスで移動。
今夜も無数のキャンドルライトが灯される中、皆でヨガの知恵について話をし、心を洗うキールタンを気持ちよく歌った。突然、冷たい風が吹いてきたと感じるといきなり土砂降りの雨が降り出した。山のお天気は本当に変わりやすい。帰りは傘を差して、ぬかるみの足元が悪い中、またマイクロバスに乗って部屋まで戻ってきた。
いよいよ明日は最終日。明日の朝ヨガはよく眠れて疲れがとれた筈ということで自由参加ではなく、全員で最後のヨガだ。
台風はもう抜けたのだろうか。新聞もテレビも全く目にしていないが、被害は大丈夫だったのだろうか・・・と思いつつゆっくり動き出し、持ってきた血圧計で測定を終え、浴槽足湯に浸かる。ハーブティを淹れゆっくり蒸らしながら、美しく色が変わっていくのを眺める。至福の朝のひと時である。
今朝も昨日同様に、自由参加の朝ヨガのお部屋へ。
リトリートの旅も3日目、折り返しを過ぎた。カラダの硬さを確かめながら、ゆるりゆるりと動かしていく。常温でのヨガであるため、いつものホットな環境と違ってなかなかうまくポーズが取れないけれど、呼吸をなんとか整えていく。終盤、安らぎのポーズを取っている時にSさんが歌ってくれたキールタンは、以前、地元のワークショップでインストラクターのKさんが歌ってくれて、とても素敵だと思っていたもの。サンスクリット語の歌詞の意味はわからなかったのだけれど、今日その意味を聞いて、ああ、そうだったのか・・・ととても感動する。
朝食。世の中は昨日からが3連休だから、レストランでは私達の一行とは違う宿泊客が数グループ増えている。メニューは昨朝とほぼ同じで、スムージーはヘンプ(麻の実)パウダー入り。スープはパプリカで橙色がとても綺麗だ。
外は美しい雲が棚引き、青空が天高く広がり、何とも言えない開放感。ただただ、ひたすら気持ち良い。今朝もまた新しいLINE仲間が増える。便利な世の中になったものだ。
朝食後の食休みはライブラリーで薦められた1冊、鈴木真奈美さんの「『私に生まれてきてよかった』と心から思える本」(KADOKAWAディアファクトリー)をハーブティ片手に一気読み。
午前中の講義は「こころを幸せにしておく知恵」。メインの活動場所になっているセッションルームへ。どんな時に自分が幸せでいられるのか、これまでの人生で楽しかった思い出を時代ごとに区切って思い出しながら瞑想。ペアワークで相手にその話を伝え、一番いい顔をしていた時を教えてもらう。本当に自分が求めているものをはっきりさせるためにとても必要なことであり、いつでもトライ出来るものだという。終わった時には皆が生き生きと幸せそうで、部屋全体が優しい雰囲気に包まれている。
昼食は去年も供されたベジミートカレー・焼き野菜添え、オニオンスープ、穀物コーヒーゼリー。マクロビのデトックス食に身体が慣れ、今日はあまり空腹になっていないなと言いつつ、その美味しさに惹かれてしっかり完食。
夕方の講義迄のフリータイム。昨日は頭痛の為、部屋で読書と休息だけだったけれど、はて、今日はどうしようと思っていたところ、島のリトリート以来1年半ぶりに再会した、リーディングのセミナーを勉強しておられる方から、いかがですかとのお誘いを受け、30分ほど(何の?)話を聞いて頂く。程よい距離感が良いのか、驚くほど自分のことを伝えられる。
その後は、昨年ご一緒したお二人に誘われ、一緒にカートに乗せて頂いて園内を散策。ヴィラ棟を回り、ヨガデッキまで行って小休憩。直接肌に風を感じながら走るのが気持ち良い。可愛らしいカートの中でも紫外線をかなり強く感じ、山の夏を想う。
そんなわけであっという間に時間は過ぎ、持ってきた本は読みかけになってしまった。けれど、今回もまた新しい出逢いに恵まれたと思う。こうして素直に流れに身を任せ、普段なかなかできない行動をとること、これぞリトリートの醍醐味なのだと思う。
夕方の講義は「現実を変える」。ここでは、今までお話したことのない方とペアワークを行う。人生で悲しかったことを、お互いに話す人、聴く人になる。普通は打ち解けないと話せない内容を、知らない人に一気に話してみる、というのが目的。
嘘のないことを話すことで相手との距離が一気に縮まり、その人のことが好きになるという体験をする。その後、自分で変えたくても変えられない感情を変える瞑想のやり方、叶っていないことを叶える瞑想のやり方を学ぶ。
どんな自分になりたいのかというイメージを持ちながら瞑想すると、驚いたことに、今まで願ってはいけないことだと封印していたことが心に浮かび、それが実現して喜んでいる自分が想像出来てとても驚く。
その後でインストラクターのSさんから、これからはその(実現して喜んでいる)自分なら使わないだろう言葉は使わず(言葉を変える)、その自分ならするだろうと思う行動をまず一つ決めてみましょう(体の動かし方を変える)という宿題が出た。具体的には書けないけれど、こういうことがあったということを書いていること自体が今回の私の小さな行動である。
最後の夕食は和風ベジ懐石。発酵食品を取り入れた腸内環境改善コースである。これまであまりお話していない方とあえて一緒に、それぞれがテーブルを変えての夕食だ。外は夕焼けが美しい、と言っているうちにあっという間に真っ暗になる。星空が見えるかもしれない、とそのまま見晴らしの森・ヨガデッキへマイクロバスで移動。
今夜も無数のキャンドルライトが灯される中、皆でヨガの知恵について話をし、心を洗うキールタンを気持ちよく歌った。突然、冷たい風が吹いてきたと感じるといきなり土砂降りの雨が降り出した。山のお天気は本当に変わりやすい。帰りは傘を差して、ぬかるみの足元が悪い中、またマイクロバスに乗って部屋まで戻ってきた。
いよいよ明日は最終日。明日の朝ヨガはよく眠れて疲れがとれた筈ということで自由参加ではなく、全員で最後のヨガだ。