インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

継承される伝統

2007年06月05日 | 歴史
ゆとり教育とやらで、現在の5年生は分数の時間に約分も通分もしないと聞いて愕然としている塾長です。

分数で約分も通分もしないと、表記に分母が付いているだけで、計算そのものは単なる1年生の足し算と引き算と同じじゃない?
これじゃあ塾に通っている子供と、通っていない子供では差がつくのは当たり前。
文科省はこの責任を誰がとるんじゃ?





さて、この日も大勢が塾長宅にやって参りました♪
元の襲来を思わせる大人数でございます。
ここで神風が吹かない所が、塾長の悲しい人生・・・


この日はなんと1年生も2名が混ざっております。

さすがにこの人数になると危険かなと思いましたが、そこは事前に用意しておいた「ゆうボール」。


赤ちゃんが遊ぶほどの柔らかさ、けれど投げる感覚はボールと同じと言う優れ物。

このボールのお陰で、安全に野球を教えてやる事が出来ます。

まあ、誰がどのように危険かと言うと、公園に来た人達よりも野球をしている本人達が最も危険だと言う悲しい事実がある訳なのですが・・・


この人数になると、キャッチボールもやたらと場所を使います。

誰もいない時を見計らって、そそくさとキャッチボールを開始。

何しろコントロールの悪さには絶対の自信を持っている塾生達。
例え当たっても痛くないボールと言えど、見ている塾長は気の休まる時が有りません。

せめて家でテレビを見ているお母さん達が、ボールのカバーにでも来てくれると有り難いのですが、炎天下に出てきてくれるお母さん達は当然皆無。
たまぁ~に、涼しくなった夕暮れ時に買物ついでに見に来るのが関の山です。


この日参加したケンゴ。

お父さんとお母さんは子供を置いて、二人仲良くお買物に行ってしまいました。
悲しいなぁ・・・  
ケンゴのお父さんは確かコーチの筈だったんだけどなぁ・・・


自分なりにフォームのチェックに余念の無いヒロキ。

う~む・・・  ちょっと蹴り足が弱いかな?
それ以前にボールが真上に飛んでるぞ・・・

既に自分の世界に入っております。
塾長が指導しても、ちゃんと聞き入れてもらえるのだろうか?



で、

場所をとるキャッチボールは早々に終了。
公園の端っこで、プラスチックのボールを使った野球に興じました。


御存知、平成塾のオリジナル。

メジャーリーガーも夢では無いリーディングヒッター養成マシンを使っての紅白戦。

これを使って、小さなボールを正確に打つのは難しいんですよ。
でも、だんだんと塾生達も慣れて来たお陰で、以前とは比較にならないほどバットコントロールが出来るようになっています。

随分ときちんと打てるようになったものだね♪
この日、Qooはホームランを2本も打ちましたよ。


このように写真で紹介すると、あまり苦労が無いように感じますが。
実際には4年生と1年生が混在で同じ遊びをすると言うのは、かなりの実力差が有るのです。

がっ!

平成塾の常識として、上級生が下級生の面倒を見る。
この良き伝統が下の者達に脈々と受け継がれているんですね。


ケンゴにバットの持ち方、構え方を優しく教えるQoo。

平成塾の歴史は僅か5年。
それでも、この伝統は塾生達の心の奥にまできちんと沁み込んでいるのです。

子供達は、自分がして貰った事は決して忘れないのでしょうね。