インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

思い入れ

2007年06月15日 | 歴史
スーパーに買物に出かけると、多くのお母様方から「塾長、いつもブログ見てますよ♪」「塾長って本当に面白いですね」と声をかけられますが、本当に面白いのは塾長では無くて貴方達の子供ですと思っている塾長です。



さて、一通りのトレーニングを済ませたインテリジェントワークス。
これ以上の練習は、この狭い公園では無理が有ります。

そこで、全員が楽しめるカラーボールを使っての紅白戦を行う事としました。


最初はグーッ!!

紅白戦と聞いただけで、既にこの時点から盛り上がる塾生達。
考えている事が手に取るように解り易い連中でございます。

これから散歩に連れて行ってもらう犬と同じ状態・・・
そこまで尻尾を振らなくてもと心配してしまいます。


続いて打順決め。

彼らにとって打順とは重要な意味を持つらしいです。
例えほんのお遊びと言っても4番は4番。

次の日に学校に行けば、昨日は4番を打ったと自慢する事ができます。
それを聞いた他の子供が「凄いねー」と感心したとしても、決してジャンケンで決まった打順である事が明かされる事は有りません。

そんな中・・・・


Qooがドヨーンと落ち込みました。

相当な落ち込みようで、思わずコウタも顔を見上げます。

実はQoo、ジャンケンに負けて希望していた打順が打てません。
その事で、何もかも失った気分になっているのです。


何も手につかず、一人落ち込むQoo。

隣に座られたコウタは、どうして良いか解らずとりあえず反対方向を向いています。

実はQoo、この日はどうしても5番を打ちたかったんです。
それだけの事でここまで落ち込むなんて可愛いと思うでしょ?

これには長いストーリーがあって、先日Qooが塾長宅に来た際にホームランを2本も打った事を覚えていますか?
現在Qooは打撃好調、是非ともその真価をこの日の紅白戦で試したかったんですね。

クリーンナップは打ってみたいけど3番4番はまだ実力不足。
それならなんとか5番を打ってみたいと言う強い思い入れがあったのでした。

そこまで理解して上げないと、なかなか子供達の気持を理解して上げる事が出来ません。
たかがジャンケンで負けただけで・・・では解決できない気持の問題なのでした。



でも、こう言う気持ちは実際に現場で子供達と直に接していないと解らないでしょうね。
いじめ問題はいじめる奴が一方的に悪いなんて決め付ける奴には、一生かかっても理解できないでしょう。



ところで、7月22日(日)の11時から3時まで、東綾瀬公園野球場に於いて、チョコパパのチームと平成塾指導陣との交流戦を行います。
平成塾指導陣だけでは人数が危ぶまれる事から、卒部生は体調を万全にした上でお手伝いに参加する事。
尚、自衛隊とアニジャは本日より卒部生に連絡を取って、全員に毎日の素振りを義務付けて下さい。