パナソニックの技術者さんが昨日ブルーレイ・レコーダーの修理に来た。
またHDを交換するというので、あらかじめ録画を消化しておいた。
来たのは前回とは違う人だった。で、前回と同じように症状を説明した。
前回来た技術者は症状を聞いて、それはまちがいなくHDの不良ですと言い、
HDを交換していった。ところが、同じ説明をしたのに、
昨日来た人は、それはHDが原因ではないですと言った。
えー、どっちを信じたらいいの?
けっきょく、レコーダーとテレビをつないでいるケーブルか、
入力信号を処理するテレビの基盤のどちらかが悪いだろうという結論になり、
さしあたっては、これまでHDMI1にケーブルをつないでいたのを
HDMI2に替えてようすをみようということになった。
たまに画面が一瞬ガガッと乱れるだけなので、ものすごく困るという
故障でもない。HDの不良だと、ある日突然クラッシュして
録画したものが全部消えることがあると聞いていたので、
そうなったら困ると思い、来てもらったのだから。
今日になって、パナソニックへの取次ぎを頼んだ家電店の店長さんから
電話があった。パナソニックから昨日の報告が行ったらしい。
なにも部品交換しなかったみたいだけど、どうでした?というおたずね。
で、パナソニックの技術者さんに言われたことを伝えたのだが、
わたしとしては、修理内容をちゃんとチェックして、納得できない点があれば
そうやって聞いてくれる店長さんの心遣いがうれしかった。
じつは、パナソニックの技術者さんが帰るとき、同じ症状が出続けるようなら
また電話してくださいと言われたので、直接かけた方がいいか、
家電店経由がいいかたずねた。すると、店はパナソニックに丸投げで
なにもしないでしょうという返事だったので、うちがお願いしている
家電店はよく相談に乗ってくれて頼りになるとわたしは答えた。
どこですかと聞かれたので店名を教えたら、あそこはその通りですね、
あの店なら直接より取り次いでもらったほうがいいでしょうと言われた。
パナソニックにも、対応がしっかりした店だと認識されているらしい。
その話を聞いた昨日の今日なので、問い合わせの電話をもらって、
ああ、やはり他の店とは違うと実感したのだった。
少し前TVのニュースを見ていたら、エコポイント終了前の駆け込み購入で
量販店のテレビ売り場では係員の説明を受ける順番待ちの番号札まで配っていた。
でも、ああいう量販店の係員がこちらの好みや希望をどこまで汲み取って
製品をお薦めしてくれるか、わたしには疑問だ。
量販店ではたしかにわたしが行きつけの中規模店より少し安いかもしれない。
価格.comで調べたネット通販のお店ならさらに安い。
以前パソコンを買うとき、わたしも値段の差に迷ったことがある。
でも、その値段の差は後々の相談料だと考えることにした。
じっさい、今のパソコンをデュアル・ディスプレイにしたときも、
店長さんは1時間以上も色々調べてくれて、うまくいくかどうか試すために、
最後にはお店にあったモニターまで貸してくれたのだ。
かなり前になるが、新聞の特集で「量販店の価格の安さにばかりつられないで
家電店への相談料という考え方を取り入れよう」と書いてあって、
ああ、わたしの考えとまったく同じだと思ったものだった。
付け加えるなら、家を建てるにあたって、工務店にもまったく同じことが
言えると思う。