原種チューリップのクリサンサの花は、ふつうのチューリップに比べてうんと小さいが、
明るい色のせいで、シマトネリコの下をぱっと明るくしている。
同じ場所に咲いていても陰に沈んだ感じのムスカリと大違い。
球根2個を植えて3年目になる。枝分かれしてひとつの茎に
複数の花がつくのも、チューリップと異なる点だ。
最初の年に植えて以来、こぼれ種で庭の常連になっているボリジ。
その後ろに見えるセリンセも、こぼれ種組。
この2種は、ノースポールやわすれな草のように数は多くなくて、
せいぜい数株が出てくるだけだが、消えることはない。
今年初めて植えてみたバーベナはとても花付きがいい。
このどちらも、買ったときについていた花茎は花が終わってしまったが、
すでに新しい花茎がこんなに咲いている。植えてからまだ20日しか経っていないのに。