次の日、朝のうちはまだ雨が降っていたが、やがてやんで晴れてきた。
温泉につかったあと、天文ドームのある屋上に上がってみた。
2日目は8時半にホテルを出発。最初の訪問地にはほんの20分で着いた。
身曾岐神社というところ。
ゆずの北川悠仁さんの母親の実家が教祖だそうで、別名ゆず神社。
ということで、ゆずの絵馬があったり――
宮司さんの説明で、境内をまわった。
能楽堂がとても立派だった。
ゆずもコンサートを開いたことがあるそう。
また、この5日後にはこの舞台で市川海老蔵の奉納特別公演も行われた。
このあとさらに甲州市まで南下して、シャトー勝沼へ。
試飲コーナーで、ワインを試飲。
ここでしか買えないという白の新酒が一番おいしかったので、1本買ってきた。
たるで熟成されるワイン。スローシャッターでちょっとぼけた。
シャトー勝沼からバスで6、7分走って、ハーブ庭園旅日記というところで下車。
コスモスが見ごろだったが、前日の台風で倒れた花もあったそう。
このハーブ園、けっこういろんなハーブが植えられていた。
説明に出てきたおにいさんが、自由に見てまわりたい人はどうぞ、
と言ったが、ハーブのおもしろい話が聞けるかと期待して、
おにいさんについて行った(ツアーの全員が)。
ところが、最初のうちこそ、ハーブの話だったのだが、
そのうち、ここで製造している化粧品の話になり、
生前のさくらももこさんも愛用していた、
1600円の化粧水がここで買えば1200円になる、
というセールストークへ。まるで催眠商法だ。
はたで聞いているとすっごくあやしげ。
なのに、たくさんの人が我も我もと買い求めていた。
バスに戻ってから、「あのおにいさん、調子いいよね~」
なんて言いながら、それでもしっかり買いこんでいた年配の女性たち。
こんなことなら、ひとり別行動でハーブ庭園を散策していたほうがよかった……
さらに南下したバスは、とうとう河口湖へ。
ここで昼食。わたしはすき焼きを選んだのだが、うちの方のすき焼きとはちょっと違った。
割り下というより鍋つゆといった感じで、かなりあっさりめ。
ここから富士山は見えなかったのだが、帰りの車窓から眺められた。
けっきょく帰途は新東名経由となった。
中央道から新東名へ、ぐるっと一周したのだった。
河口湖から犬山駅までちょうど5時間。
座りっぱなしでおしりが痛くなった。
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