庭のアイビーを剪定したとき、1枝、花瓶に挿しておいた。
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根がかなり伸びて、水替えするとき、口につかえて折れるようになったので、
土に植えることにした。
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最初、針金で丸く輪を作って、それに沿わせようと思ったがうまくいかなかった。
だから、自然の形で――
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ポットは倉庫に眠っていたものを使った。
じつは、去年の後半、プランターや植木鉢など、多くを処分した。
これはかろうじて残してあったものだ。
室内の観葉植物はこれ以上増やさないことにしていたけど、買ったわけじゃないからいいだろう。
なぜ増やさない主義かというと、うちに来たときは小さい観葉でも、
どんどん生長して、いずれ床置きするくらいのサイズになってしまう。
そうすると、ロボット掃除機を使うのにじゃまになるから。
それ以前に、なるべく物を増やさないでおこうというのもある。
1本だけだとやや寂しいので、根元にもう1本植えるべく、庭から切ってきた。
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アイビーの根出しはまず失敗しない。
じっさい上の方の茎にはすでに根が見える。