今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

酒仙と碁

2006年01月15日 | お酒

 この頃、朝6時半過ぎには家を出るもんだから昼頃になると、晩酌のやりすぎのせいもあるかやたら眠くなる。昼寝が当たり前になり、相手はいるのだが碁をやる気にいまいちならない。

 去年までは昼飯を流し込み(カロリーメイトゼリーと野菜ジュース)、ほぼ毎昼に碁を打っていた。それはそれで気分転換になっていた。朝も今よりも遅く、電車でも寝られたせいもあったか。

 土曜は久々の「お神」主催の囲碁会である。約20名以上集まり、持ち点制の空いている者同士の任意対戦形式である。座敷だから足が痛いの痺れるので、参加者は大変な思いをしただろう。

 結果は2勝1敗、途中用事があり抜け出したせいで、予定した対戦数をこなせなかった。「置かせ碁」得意のおジンは、コンだけ置いたら負けるはずがないと思っている輩の鼻をへし折る快感がたまらない。てなことで相手選びは4子置かせるT君を特別指名。ブランクを埋めるべく1時間半以上かけて打つ。上々のスタートであった。片目が明けばあとは気が楽てな訳で気楽に打ちすぎ1局を落とす。悪い癖だ。

 雷鳴轟く中と緊急の用事の後、会場に戻ると賞品贈呈も終わり宴会の部に入って大盛り上がり。さぞや酒の肴にされていたことか。

 それでもよし。囲碁は酒が入ればなお楽し。古来から碁打つ仙人の脇に酒がある絵が多いのも大いに分かる。

 お開きの後、囲碁会若手?(とはいっても50代)と「八平(やっぺい)」でホッピーで飲み直しをしたのは言をまたない。


庁舎移転の影響

2006年01月15日 | お酒

 適当な休肝の後、千葉に寄った帰り、そろそろ一杯やることとした。金曜日でもあり、相棒を見つけるのが難しいかと思いきや暇な人は結構いる。ちょうど4人揃ったところで久しぶりに本千葉の「一福」に顔出すことにする。

  この「一福」、前は魚屋をやっていたそうで、成る程と頷ける魚中心の店である。4~5人のカウンター席と追い込み座敷にテーブルが3つ。17~8人入ると一杯だ。この店、釣り好きの親父と見るからに温和なかあちゃんとでこじんまりと営んでいる。客層はご近所の常連さんのほか、県庁城下町でもあり県の連中が多い。

  メニューには定番の天ぷらとしめ鯖の他、黒そいの唐揚げ、鯛の煮付けなどの魚料理が用意してある。どれも、新鮮でしっかりと仕事している。本日はというと生きのいいしめ鯖にハゼの天ぷら、揚げ出しとラストにはいつもの卵焼きを頼む。いつもそうだが、4人でビールで乾杯のあと焼酎2本空にして、前述の料理を適当に頼んで大体3千円前後、2人でも焼酎1本で同じぐらいの勘定である。気楽に寄れる店ではある。

 最近、このエリアでの昔からの飲み屋の閉店が続いている。更にこの先、県南庁舎の立て替えとかで、水道局だとか企業庁だとかが幕張に移転するらしい。店ではノンベイの客足が遠のくかと心配している。残っていてほしい店である。