学生時代のクラス仲間の同期会。御徒町駅、昭和通り側の宝石店のひしめく通り沿い。見るからに親父酒場の「池田屋」へ。池田屋には2~3回世話になっている。
ちょっと早めに追い込み、宴会兼用の2階に上がると、そこには既に半分近くの同期生が先着。今年2回目の同期会であらかたの顔は見覚えがあるが、まだ名前と顔が一致いないのもいる。同期会のために、はるばる帯広や青森からの参加者もいる。飲み会のデザートにと、「りんご」のお土産は嬉しい。でもどうやって食べようか?
開会の挨拶もそこそこに、年に似合わず飲み放題に最初から燗酒でワイワイとやる。年は取ったが出はみんな土木屋、昔は中途半端な飲みじゃない。今は普通並多分それでも店は赤だろう。一方、予算からして食べ物はこんなもんだ程度。
各人の近況、多くは退職後の報告と年金の話。中には昨年、子供を授かったとの報告。犯罪である。犯罪1・・退職間近に子供を作ったこと。犯罪2・・ふた周り下の嫁さんがいること。犯罪2は半分妬みと羨望。80歳まで頑張らなくっちゃとの言に皆、同情。執行猶予20年。
和気藹々とした会もお開き。解散後、某区の元部長、建設会社兼ゴルフ場の社長など当時のバリケード仲間3人で二次会へ。ガード下銀河ビールの隣の最近開店した魚料理がメインの居酒屋「さかなや道場」へ。やはりここでも燗酒を注文。
刺身の盛り合わせを突きながら、ここでは当時のK科のブントの誰、MLや革マルの誰はどうだった。今は上場企業の会社の重役だなどなど。昔の仲間以外では話題とならない話で盛り上がり。お互い当時の「総括」は、とうに済ませ、それが蓄積とし今があるとの自負。
楽しい懐かしい時間もあっという間に過ぎも、またの機会を約して、秋葉原までお見送り。
当時、ナイフのような仲間との昼夜議論に明け暮れた時から、長い間の時間の有意を感じた時でもある。