いよいよ今年もあと僅か。自分にとって節目の年だった。37年間の千葉での勤務から都内の会社へ転身。環境が変わろうがマイペースで恒例の飲み会開催。
例年、御用納めの後に、県内各地の職場の仲間が秋葉原の「しずか」に集結。持ち寄った酒を中心に飲み尽くすか、ギブアップまでやるかの飲み会を開催。今年は昨年よりも仲間が増えて20人がバラバラと参集。
今年の酒は、先日の青森、四国で仕入れた酒が中心。差し入れの酒も含めて全部で日本酒9本、焼酎1本。帰り際、アキバの100円ショップで買ってきた1㍑のピッチャー4コ。特別純米と生酒中心の飲み会。燗もいいが徳利に移し替えるのは面倒と、ピッチャーが大活躍。
ピッチャーや大徳利にテプラで印刷した酒の名前を貼り付ける。何を飲んでいるのか分かるようにした。お猪口はめいめい2~3個づつ持っての飲み較べ。
今回は青森の酒6本、油川の「山廃特別純米 田酒」、「純米田酒」、八戸の「八仙 特別純米」「陸奥八仙 中汲み無濾過生原酒」、八甲田の「作田 特別純米」、弘前の「豊盃 特別純米」。愛媛は今年の新酒「梅錦の蔵開き 吟醸」。千葉県からは成東の「梅一輪 原酒生酒」。新潟はご存じ「雪中梅」。特別純米の飲み較べと梅対決。
感想・・青森は「八仙 特別純米」がまろやかで飲みやすい。豊盃も旨いが香りが気になる。作田は飲み慣れると旨いと思うが癖がある。「田酒」は余りにも有名で評価なしとする。梅対決は梅錦が新酒のフレッシュさが際だった。いい酒である。梅一輪は千葉県を代表することだけある。
てな訳で、5時過ぎからボチボチ始まった飲み会も、あっという間に9時半ば酒もあらかた胃袋の中。「おでん」や「きんきの鍋」で腹も一杯になったところで、遠い連中から順次お帰り。
今年も戦場の余韻を残して、ママの花子さんと、今は店を仕切っている息子のE君と来年まで暫しのお別れ。その後、雨の中、例年のごとく新酒「真澄のあらばしり」をガード下の「真澄」で呑み納め。ただし300mlが限度であった。