立ち呑み肉屋の「肉の前川」、はらみの「ほんま」、正当派親父酒場の「大山酒場」。三軒まとめてはしご酒。
大井町駅東口で仲間3人と待ち合わせ。まずは「肉の前川」。5時すぎには、すでに若いカップルも含めて約10人。おじさんの席捲する店の中まで、いまいち踏み込めないのかカップルは外のテーブル。我々4人は真ん中のテーブルへ、ずいずい詰めて貰って席確保。ビールケースからそれぞれ手に取り、肉屋さんのカウンターでつまみと共にキャシュオンデリバリー。串カツとメンチ、それと缶ビールで締めて500円支払う。ほんとに安いね。仲間はとり刺しと焼き鳥を注文。立ちのみ宴会の開幕。
焼酎のお湯割200円を追加して、ここは30~40分ほどでお目当ての「ほんま」へ。東口の線路沿いを品川方面に歩くこと約3分。「ほんま」は開店前。丁度、仕入れから帰った親父さんが招き入れてくれた。ここの最大の売りは「はらみ」。はらみが無くなったら店じまいという。柔らかくレアな焼き具合も確かに別物。癖になるものだ。嬉しいことにここは金宮だ。キンミヤの焼酎ボトルを注文し、「はらみ」と「ほんま特製サラダ」を肴にお湯割りで飲む。次々と客が入り二階もあるらしい。金宮の焼酎ボトルを二本空けて、そろそろ勘定。一人3千円ちょっとだったか。
他の仲間と別れ、線路沿いを戻り、南青山の仙人と二人「大山酒場」へ。大山酒場では割烹着のおばさんが甲斐甲斐しく行き交う何時もの風景。早速、目玉焼きとゴーヤチャンプル、酎ハイを注文。大先輩の仕事への含蓄のあるアドバイス、流石、経験豊富な仙人、いろいろと参考になる。酎ハイ2杯めのお代わり。翌日は千葉で同期の送別会がある。5時から初めて9時過ぎ。まだちょっと早いが2千円ぐらい払って本日はキッパリ終了。
それにしても、酒場の風情を今なお残した「大山酒場」は、デイープな大井町の代表格の居酒屋である。