お江戸は開花宣言から一挙に春爛漫とくりゃあ、咲くのも早けりゃ散るのも早え。腰も落ち着かずに東京下町中心に桜の名所を一挙に見物がてらの三万歩ウォーキング。
まずは、多少のフライングの3月22日の日曜日、観光客でにぎわう上野公園入口の八重桜と枝垂れ桜を見物。ピンク色が鮮やかさ際立つ。公園内のソメイヨシノは全くの蕾で未だの感。それでもブルーシートの花見酒で賑わっている。
3/29日の日曜日、開花宣言に間髪入れずに初夏の陽気。一挙に咲きだす気配にいてもたってもいられずにウォーキング開始。
地元アキバの三井記念病院前の公園の桜は、新しい木で10数本だが満開一歩手前でも見どころ十分。
浅草橋の柳北小学校横の公園は、20~30本で樹齢は壮年期で満開状態。咲いたばかりか風に吹かれても持ちこたえている。
上野に行こうか、浅草 に行こうか迷うが、えいゃあとばかりに秋葉原駅から総武線で市ヶ谷へ。一雨振ったことの人払いのおかげで市ヶ谷から飯田橋の神田川沿いの土手をゆっくりと歩いて見物。見事な古木が土手沿いを桜の花で埋め尽くす。総武線と中央線が行きかう土手下は桜見物のテッチャンの絶の好撮影スポット。静かな雨上がりの夕暮れ時、満開の桜を独り占めに大満足。
飯田橋から法政大学の横を抜け靖国神社へと向かう。裏口は閉鎖され靖国通り沿いの本殿近くの門から入る。さしも人は多い。桜の開花宣言の標本木で撮影。八分咲きである。
靖国神社を通り抜け千鳥ヶ淵へ。インド大使館の庭ではインドフェスティバル。カレー、串ものなどインド料理の屋台が並び、奥の舞台ではベリーダンスを踊っている。インド大使館を通り抜けると、そこは千鳥ヶ淵。
千鳥ヶ淵の桜は今が満開とばかりに咲き誇る。今にも降り出しそうな天気のためか人は少ない。ライトアップの準備もあり夕暮れを待ちたいのだか、友人と銭湯へ行く約束がある。
千鳥ヶ淵の堀の水面近くに枝を広げる桜を見ながら、北の丸公園前を通り抜け竹橋から地下鉄に乗る。
3月30日の火曜日、仕事で月島へ行った帰り道、佃島の土手の桜を見物。ウォーターフロントのマンション群と隅田川、絵になっているネ。
その足で門前仲町へと向かう。・・堀をわたる黒船橋の前後も毎年桜祭りを開催している名所である。祭りの時期には船からの桜見物もリーズナブルに可能とのこと。ここも満開、水面に映る桜は素晴らしい。
翌31日は年度の終い。仕事終わりも早々に友人と九段下で待ち合わせ。昭和館の中から見る武道館を背景の土手の桜は、気のせいか堂々としている。
靖国神社でガソリンの補給、神社大鳥居のすぐ脇の屋台村に入り、ビールで喉湿し。それにしても高い、つまみも高い。神社の所場代が高いとしたら問題だ。早々と切り上げインド大使館のタンドリーチキン250円、インドのラガービールで乾杯。
いよいよお目当ての千鳥ヶ淵のライトアップに突入。人々、日曜日の静かさが嘘のような人の波。行列で堀側の道は遅々として進まない。それでも艶やかな桜には敬服する。堀の反対側の北の丸の桜が正面からのライトアップで一層引き立って見える。
千鳥ヶ淵からは靖国通りを市ヶ谷方面に落ち着き場所を探しつつ歩く。しかし、どこも予約客で満席。ついたところは日テレ通りのいつもの「ニュー浅草」。やっぱり落ち着ける。
平成27年度の初日、東京駅の近くの会社の昼飯時、八重洲桜通りに早めのランチに。12時少し前を狙ったせいか八重洲の勤め人も案外と少ない。チラホラ聞こえる言葉は、外人さんが多い。花見の見頃でも日本人は律儀で真面目なもんだと感心。交通の便がいい手軽な桜の名所になるのも近い。3日にも昼飯に訪れたが桜吹雪の真っ最中。今年の桜は短いと実感する。
夕方には、桜通りのすぐ近くの海鮮料理が豊富な「小樽」へ。料理はボリュームが満点で腹いっぱいになる。
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