午後いちで滋賀の大津での打ち合わせのため、朝早くの新幹線で京都へ。打ち合わせ終了後、翌日の山口県庁、山口市役所など3ヶ所での打ち合わせのため新幹線で京都に戻り、六時過ぎに新山口に到着。旧くは小郡と言った駅前のビジネスホテルに、まずはチェックイン。部屋にバッグを置くや会議同行の相方と夕食がてらに駅前に。
昨年飲んだ居酒屋は休みの看板。そこで、去年15分の乗り換え時間の間に、暮の恒例宴会で使う酒を仕入れた駅近くの「いわしろ酒店」へ。ご主人に「五橋」を飲ませてくれる店を紹介してもらう。丁度、ご主人が「五橋」を配達するところだと言う。
おでんの「うらら」を教えてくれた。2~3分ばかり奥に歩き、トンネルのような町屋を潜った先にネオンが光っている。カウンター中に和服のママさん、カラオケスナックとの折衷に近い。確かに大鍋におでんが煮えている。これを指しておでんやと言ったのか。ママさんに「おでんやさん」かと問うと笑っていた。追っかけ酒屋のご主人が「五橋」を届けに来た。早速、「五橋の燗酒」とおでんを注文。暫し、ママさんと「小郡」の名前が消え「新山口」となった所以など地元の話題を肴に酒が進む。
2~3合飲んで勘定を済ませたと同時に、常連さんの一団が店に入ってくる。しかし、次の予定もあるため一言二言挨拶を交わし、ママさんのお見送りで店を後にする。
ホテルの裏の飲み屋ビルの三階、日本酒バーの「eau.de.vie(オー・デ・ヴ゛ィ-)」。昨年は仲間4人で二階のカラオケスナックで盛り上がっている最中に抜け出し見つけた店だ。利酒士の免状を持っているという和服姿が良く似合う和風美人のママさんが一人でやっている。
今年はスナックに寄らずに「うらら」から直行。バーのような入り口から照明をおとした落ち着いた雰囲気の中、お酒の嗜好をママさんと会話しながら日本酒を選ぶシステム。隣の先客の飲んでいる酒が気になったので、先ずはそれを注文。宇部市の永山本家の「貴」である。中国地方を中心の酒米「雄町米」をベースに蔵付き酵母で作った山廃作り。燗でもよさそうだがワイングラスで冷酒で飲む。酸味が利いて旨みが広がる。有りである。
肴は最初の数品のアテのみのシステム、しばし、語らいながら2~3種の日本酒をチョイス。日本酒談義に話が弾み、楽しい時間をすごす。二回目だが、いつも珍しいお酒を飲ませてくれる。
やや早いが、後ろ髪を引かれる思いで翌日の資料の確認もありホテルへと戻る。
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