前夜、寿司屋チェーンの総帥の話を聞いて飲んだ後、家に帰ったあとの風呂上がり。膝をコンクリートの壁にしたたかに打つが痛みはない。
朝、目覚めと同時に左足が上がらない。膝に力が入らず、痛くて立てない。9時過ぎに足を引きづりながら近くの整形外科へ。大正生まれの大先生。30年前に亡くなった親父の小学校時代の後輩だそうだ。すぐ近所に住んでいていろいろと親父から遊んで貰ったと言う。
おまけに、この医院の建物は、建築屋の親父が、うるさい設計屋の元、相当苦労して作ったそうだ。今でもゆがみもないし、ビクともしてないと盛んに感心している。この建物、当時としては天井が高く、光を多く取り入れているモダンな建物だ。建築雑誌でも紹介されたそうだ。親父の足跡に、ちと、嬉しくなる。
肝心の足のほうは、レントゲンでは大丈夫だと言う。世話になった親父の息子ということで、三井記念病院で精密検査をして貰えということで、紹介状を書いてもらう。有り難いことだ。
松葉杖を借りて、その足で改修中の三井記念病院へ。予約診療で近所の住民でもなかなか診察してくれない病院だが、午前中に診察。結果は膝の強打で打撲のみだろうとのこと。骨折じゃなくひと安心。入院することになったら忙しい最中最悪である。午後からは松葉杖を積んで車で会社へ。フットブレーキは痛くて踏めないが仕方がない。
膝の痛さもあるが、親父の足跡に接したことは何故か懐かしい思いがする。
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