いつもの仲間7人と半年ぶりの10人乗り広々レンタカーで温泉ドライブ。しかし、予定外の高速1000円が先週からスタート。混雑はゴールデン並との前情報に、余計なことをしてくれると、改めて麻生のボンボン首相に腹が立った。
まずは、釈迦堂PAを皮切りに甲州「桃の花」を見ながら山梨市の「ほったらかし温泉」へ。
首都高速を大手町から乗り、一路「中央高速」へ。意外に空いている。日曜が雨の予報の故か。途中、渋滞があるがいつもの日曜並。予定通り釈迦堂PAへ到着。桃の花満開直前の景色はそれなりに美しい。
一宮御坂ICから、石和の街を横切り、山に向かって桃畑を横目にひたすら走り「ほったらかし温泉」へ到着。この温泉、「こっちの湯」と新しい「あっちの湯」がある。いずれも甲府盆地を一望できる景色は圧巻である。湯船が広い「あっちの湯」へ。曇ってはいるが雪の富士山も思いの外大きく天空に浮かんでいる。PH10の湯はツルツルを越してヌルヌルという感触か。少しぬるいが甲府盆地と連山を眺めながらの長湯にはいい湯である。
昼は、塩山「恵林寺」近くの「ソバ丸」へ行くが、隣接施設と合わせた改装中で休業。途中の酒屋で宿宴会の地酒、「七賢」などを購入し、抑えで調べておいた石和の蕎麦切り「いしやま」へ。評判通りのきりっとした蕎麦と馬刺を肴に「谷桜」を飲む。
遅い昼食を済ませた後、宿への途中に韮崎のカモメールにもある一本桜「わに塚の桜」見物へ。わに塚の桜に着いた頃には生憎の雨模様。臨時駐車場に車を止め、畑の真ん中に一際目だつ桜の古木を愛でに傘を差しながらの見物。
本日の宿、南アルプス、夜叉神峠の登山口、芦安温泉「岩園館」へ着いた頃にはすっかりの雨模様。翌日の日曜が心配だ。この宿のお目当ての風呂は、屋上露天、岩風呂、内風呂がある。いずれも、豊富な源泉掛け流し、PH9.3、飲用可能の硫酸塩泉だ。素晴らしく透明な温泉である。内風呂は適度だが露天風呂の温度は相当に低い。3年前に同じ芦安の「北岳荘」に泊まったが温度が低かったと思いがある。
宿の主人から、岩魚の活き造りを人数分は多いじゃないかと言われ、2人1つに変更し、代わりに鴨のスモークを追加。夕食の時間、宿の「笹一」の燗酒を愉しむも、追加料理の量の多さにギブアップ。3人に一つにしていれば良かったとはあとの祭り。鴨とサービスの岩魚の皮の唐揚げを皿ごと部屋にお持ち帰り。不甲斐ない巨人の開幕3連敗を見ながら酒のすすまない宴会の続き。
明けて日曜、寝不足の目に窓の外は晴れ。予想が外れてくれて有り難うと、しみじみ思う。宿を後に、予定した甘利山へ行くも、途中で冬季通行止めとある。路面凍結の恐れで4月下旬までダメらしい。当然、夜叉神峠への道も同じだろうと思うがバスと観光タクシーはいいらしい。ということは通れると言うことだ。
しかしながら、この旅行の主目的は最近注目の民間温泉「韮崎旭温泉」である。甘利山への分岐近くで温泉ミシュランで五つ星。エメラルドグリーンの掛け流しの炭酸泉は肌に無数の泡がまとわりつく。泉質は文句なく抜群である。民間営業だが公営的雰囲気がいい。経営者(受付)の親父が風呂まで顔を出し、近くの老健施設との由来を説明する。風呂では94才の驚くほど達者な好々爺の戦争体験談を風呂で小一時間聞き、早い者勝ちの休憩室でめいめいビールやジュースで一休み。
温泉3軒で、旅行の目的はほぼ終了。高速千円の呪縛の中、来年までの見納めと、桃畑と桜を見ながら長野連絡道「白根IC」に。1時半にはジクザク到達。1000円渋滞の呪縛に追い込まれ地元での昼宴会はSAでの定食に切り替え。お陰さんと言うか3時頃には渋滞なしで東京到着。春爛漫で賑わう千鳥が淵ルートを通り抜け、解散場所の秋葉原の中央口ローターリーへ。
渋滞を恐れ、レンターカー会社へ時間前の開店を要請した1000円の呪縛は意外な結末だった。2年後はどうなるんでしょうね。バラマキのツケは次の政権ですか。
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