愛車を大宮のディーラーに預け、車のオーナーの仲間を自宅まで送り、大宮から川越ICに入りドライブ再開。新車でノンストップの快適走行だが、予定外のトラブルで一日目予定の水上町の「奥平温泉 遊神館」と「猿ヶ京温泉 湖城閣」はパスし、越後湯沢のナスパへ5時過ぎに到着する。部屋に落ち着いた後、夕食がてら一杯やりに街まで降りる。へぎ蕎麦で人気の「中野屋」に入って、まずは生ビールで波乱万丈の到着を祝し乾杯。へぎ蕎麦と天麩羅を肴に、日本酒は越後魚沼の「八海山」、「鶴齢」。端麗タイプの大好きな酒で一日の疲れを飛ばす。
翌朝、オリンピック卓球で深夜・早朝放送に寝不足な目を擦りつつ、ナスパに併設のニューオータニのホールでバイキング形式の。お盆価格か朝食にしてはチトお高い2500円の朝食を摂る。子供が多くせわしい朝飯である。
二日目の予定は近場の温泉と決めていた。10時過ぎにナスパを出て、今回は参加していない仲間の夫婦が前々日まで宿泊していたとの写真入りのメールが届いた「五十沢温泉」へと向う。なんの変哲も無い平野の真ん中の温泉旅館。湯量豊富な掛け流しの天然温泉と混浴の大露天風呂が有名だ。硫黄の匂いがほのかな優しい泉質の露天風呂。相棒と風呂の縁に腰を掛け30分近く話込む。早い時間だったためか我々以外の客はいない。外の駐車場の音からボチボチと立ち寄り客は到着したようだ。入れ替わりにカップルとすれ違った。後ろ髪が引かれたが・・・
五十沢温泉を出て後、初めての魚沼スカイラインへと向う。八箇峠から清津峡入口までの尾根道。峠から登り始めて直ぐに小雨がパラつき始める。晴れていれば八海山や津南・野沢方面の絶景が楽しめそうだ。道幅も狭くスカイラインというと言うより尾根道の林道に舗装した感じである。
尾根道にビルマ戦死者の大きな慰霊塔が有る。地元の連隊がビルマに派遣されたのだろうか、壮絶な戦いの中多くの戦死者が出たという。遺族の思いが伝わる施設だ。すれ違う車は殆ど無い中、小雨降る魚沼スカイラインを走破。麓に降りると雨は止む。花火は見れそうだ。さて、湯沢のスーパーに立ち寄り、花火見物の酒と肴の仕込みだ。
買い出しが終わりナスパに車を置いた後、夕飯兼晩酌に歩いて湯沢の町へ。駅前通りの飲み屋「どん呑」に入る。湯沢に泊まる際には必ず寄っている店である。東京の下町から来たキップのいい若夫婦で営業していたが、店に入ると店主と女将がチト違う。店の女性に聞いてみると経営を交替したそうだ。くだんの女性が若女将で聞くと地元塩沢の出身だそうだ。経営者は変わったがメニューは引き続いているのが嬉しい。ふき味噌と馬刺し等店の定番を頼んで生ビールの後に冷酒で「鶴齢」を注文。その後「麒麟山」とお店の秘蔵酒を「銘柄忘れた・・」を呑むうちにソロソロ花火の開演が近いので店を後にする。
花火会場はマンション前の駐車場。缶ビールや缶焼酎の無料配布。子供にはお菓子、日本酒もある。マンション組合有志の皆さんのご芳志とのことで有難い。花火は隅田川や長岡とは比較にはならないが向かいの山肌で打ち上げる。小規模でも纏まり、東京では中々見れないので目の前で見るだけに圧巻であった。
三日目はお盆休みの最終日でもあり、早めの出発。越後湯沢駅前に車を止めて構内で土産と軽い朝食を摂る。高速に乗らずに三国峠を越えて水上町の「たくみの里」へ。「たくみの里」は工芸関係などの店や体験ができるエリアだ。今度ゆっくり来てみようと思う。早い昼食を取り月夜野ICへは午後1時頃。渋滞も無く順調に川越ICへ到着し、高速から離脱して大宮へ一般道を走る。大宮で直前で突然の雨の洗礼を受ける。まずは仲間を大宮で下して、オジン一人で車を返却に友人宅へ。土砂降りの雨の中、大宮で皆と待ち合わせる。東京・上野ラインは乗ったことが無いというので、京浜東北線をでなく、東京上野ラインのボックス席で上野まで。 それにしても三芳のGSの整備士さんと大宮の仲間には頭が上がらない。
後日、車を引き取りに大宮へ。ATミッション取替えも覚悟していたが、ATミッションのセンサー二個の取替えで済んだのは有難たかった。
どこに行くにせよ、「次回は、絶対に電車じゃ ! ! !」
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