散日拾遺

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海鹹河淡 鱗潛羽翔 ~ 千字文 009

2014-02-05 10:13:56 | 日記
2014年2月5日(水)

◯ 海鹹河淡 鱗潛羽翔(カイカンカタン リンセンウショウ)

 海の水は塩からく、河の水は淡い。
 鱗のあるものは水に潜り、羽のあるものは空を翔ぶ。

[李注]
 鱗は魚や竜の属である。みな水中に潜み隠れる。羽は飛鳥の属である。翔は飛ぶことである。飛翔の二字は、鳥は必ず飛翔するという意味である。

 理科の時間、だね。
 ペンギンやダチョウは、さすがの中国人も知らなかったかな。
 あるいは、「それらは鳥ではない」と論じただろうか。

 この項、珍しく短い。