散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
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お墓、補遺

2014-08-15 07:01:04 | 日記
2014年8月15日(金)
 「彼と同じお墓に入ると思ったら」、もう何が何でもイヤになって、離婚の決意を固めた女性がある。
 家族とは何か、墓所とは何か、こもごも考えさせられる。

8月15日の精神科ネット/渠荷的歷 園莽抽條 ~ 千字文 095

2014-08-15 06:27:57 | 日記
2014年8月15日(金)
精神科医療従事者のための会員制無料サイト、というのがある。
タイトル通りの内容だが、今日は珍しく下記のメッセージが配信された。

> ご登録いただいている皆様へ
>
> 立秋を過ぎ、暦の上では秋となりました。とはいえ、まだまだ厳しい暑さが続き
> ます。広島に原爆が投下された8月6日が過ぎ、長崎に原爆が投下された9日が
> 過ぎ、本日、69回目の終戦記念日を迎えました。戦争で亡くなった人、戦争でさ
> まざまなものを失った人の悲しみの上に「戦後=今」があると思うのですが、今
> 年になって、今は戦後なのか、戦前になってしまったのか判然としません。安全
> 保障に関しては、さまざまな考え方があると思いますが、今日は戦争で人が死ぬ
> ということの理不尽さ、不自然さを静かに考えてみたいと思います。ガザの方角
> を見つめて。
>
>                       精神科ネット運営事務局

「理不尽」でもあり「不自然」でもあるが、「あっけなく」「簡単」でもあるのだろうと思う。
海水浴に興じている子どもたちの群れに、突然爆弾が降ってくる。閃光と轟音、それで終わりだ。
2013年8月14日のブログに書きとめた『妻と飛んだ特高兵』は、ソ連軍の戦車が婦女子を「ウサギのように」ひき潰すと表現した。
「理不尽」「不自然」と感じられること自体、平和と教育の産物である。この足場を譲ったらいけないと思うのだ。

***

○ 渠荷的歷 園莽抽條

渠は暗渠の渠で「みぞ」、渠荷の二字で「蓮、蓮華」とする説もあるらしいが、注解者は荷の一字を蓮華ととって、「渠の蓮華は」と解している。的歷(テキレキ)はあざやかに咲く様だそうな。

並行して園莽は「にわの草むら」、抽は草木が芽を出すことで、ここでは條(=条、枝)を伸ばすこと。
目の前の庭はまさにそんな具合だ。今日は少し剪定しないと。