① 博多の選擇寺では、江戸から明治にかけて、遊郭で亡くなった遊女たちの投げ込み寺だったとか。そして、江戸末期、遊女雪友が母親の菩提を弔うために何百両も寄進したことから、雪友とともに、無縁仏になった遊女たちの霊を慰める、「紫陽花忌」が6月27日に営まれるようになった。
② 「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と詠んだ林芙美子の命日(6・28)も「紫陽花忌」と呼ばれている。
③ 最近では、石原裕次郎の忌日(7・17)も「紫陽花忌」と呼ばれているそうです。
さて、この句の「あぢさゐ忌」誰の忌日か分かりませんが、どれでも良さそうですね。
バイカウツギ(梅花空木)