蜂は、世界で10万種あるそうだ。人を刺す蜂の中で、最も大きいのが私たちが言っている「クマンバチ」。どうやら正式名は、「オオスズメバチ」らしい。針は、産卵管が変化したもので、オスは刺さない。
薪割りをしていると、カミキリムシの幼虫がよく出て来る。たぶん、これを探しているのだろう、餌集めの熊ん蜂が飛びまわるのだ。顔の回りを偵察飛行されると鳥肌が立つが、じっとしていればまず刺されない。
テラスで話をしている時、友人にスズメバチが近づいているのを発見することがある。「みっちゃん、動かないで、今スズメバチがいるから。手で払ったら刺されるよ」
友人は、体を硬直させて顔も引きつっている。スズメバチが去って、「OK,もう大丈夫」と言った時の友人の安堵感。こんなのも、幸福の一つだろう。
ニオイバンマツリ