一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1644   梅を背に頬寄せ合いて自撮り棒

2016年01月23日 | 

 知人のご夫婦が網代の「松風園」に泊まり、熱海梅園に行って来たそうです。梅園で自撮り棒で撮ったスマホの写真を見せてもらいました。お二人の顔だけがアップされて、梅はほとんど写っていませんでした。つまり仲の良い夫婦である証拠です。

 さて、唯今梅園の梅は、5分咲きだったそうです。熱海に宿泊すると、梅園の料金300円が、100円になります。駐車料金は別途です。

 熱海梅園内には、以下の句碑が6基あります。 

梅が香にのっと日の出る山路かな  松尾芭蕉

夏すでに漲る汐の迅さかな     武田鶯塘

月光は流れに砕け河鹿なく     波多野光雨

梅園や湯あみの里の出養生     石田春雅

三界のさとを出あるく頭巾かな   斧 三休

梅一輪南枝一輪また一輪      詠人不知

コメント
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