一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1637   初日の出愚かな我も拝みぬ

2016年01月05日 | 

(はつひので おろかなわれも おろがみぬ) 

 初日の出と言えば、「萬人のまなこ集めて初日の出 七竈」を思い出す。73億を超えた世界の人口のうち、元旦に初日の出を見た人間はどのくらいいるだろうか。ぐるっと地球を一周、24時間の誤差はあるが、外国でも初日の出を拝む風習があると仮定して、天候が悪くて見られない人を除いて、

 730000×0.005×0,5=1,825万人。やはり、地球規模の句にしたくても「億人の」とするわけにはいかない。日本で見ているのは、ざっと32万人である。やはり、「萬人」が正しいようだ。

 さて、その中で「自分が愚かである」と自覚している人は、どのくらいいるだろうか。しかし、これを算出する根拠がないから、残念ながらできない。私の願望であるが、50パーセント以上になれば、世界は変わるかもしれない。

 

 

コメント (2)
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