(くんぷうや あみだのじだに きんかすか)
静岡県田方郡函南町桑原の「かんなみ仏の里美術館」に行って来た。ボランティアのガイドさんの丁寧な解説によると。
頼朝が鎌倉幕府を開いた建久年間(1190~1198年)の末頃、「慶派」と言われる平安末期から始まった仏師集団があった。康慶の子の運慶や、弟子の快慶と共に活躍した実慶が作ったという阿弥陀三尊像(重要文化財)がある。
特筆すべきは、鎌倉時代から800年もの間、寺ではなく桑原の村人たちによって、大切に守られ崇拝されてきたことだろう。
そして、24体の仏像が、平成20年に桑原区から函南町に寄贈され、美術館が建設され、保存されることになった、と言う。
ムスカリ