961 羅をまとひ寸時も気を抜かず 多可
(うすものを まといすんじも きをぬかず)
もともと羅(ら、うすもの)とは、鳥や小動物などを捕獲するための網を意味する言葉だったが、絡み織を用いた目の粗い絹織物の一種で、網のような薄物を指す言葉にもなった。
その年初めて、肌が透けて見える様な薄物を着て外出でもすると、その女性の性格にもよるだろうが、確かに他人の視線が気になり緊張感のある時間になるだろう。
山椒の実
961 羅をまとひ寸時も気を抜かず 多可
(うすものを まといすんじも きをぬかず)
もともと羅(ら、うすもの)とは、鳥や小動物などを捕獲するための網を意味する言葉だったが、絡み織を用いた目の粗い絹織物の一種で、網のような薄物を指す言葉にもなった。
その年初めて、肌が透けて見える様な薄物を着て外出でもすると、その女性の性格にもよるだろうが、確かに他人の視線が気になり緊張感のある時間になるだろう。
山椒の実