煤払い姉さん被りの似合う俺 豊春
神社仏閣などを除けば、死語になりつつある「煤払い」。近年の一般住宅では、煤(すす)の出るものがない。燃料に薪を使う囲炉裏などが消えたからだ。だからこの句の場合は、単に「ほこり」を払うでいいだろう。
作者が姉さん被りをして、鏡を見ているとはとても考えられない。誰かにそそのかされて、姉さん被りをさせられて、、「あなた、とてもよく似合うわよ」などとおだてられているのに決まっている。「そうか」と作者もその気になってご満悦なのである。
1年のほこりを払い終わって、いよいよ正月もすぐそこに来ていることを実感する。
写真もきれいです。
私は訂正する間もなく、コメントは来てしまって困ったものです。
このブログを、最低毎日1年間は、続けようと思いますが、どうなりますか。
来年も、どうぞよろしくお願いします。