一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1985   みんみんの追いつ追われつ鳴き競う

2018年08月26日 | 

 子供の頃と比べて、蝉は随分減った様な気がする。近くの寺を例に上げると、墓地を拡張するため、ほとんどの高木が伐られた。駐車場や道路、通路が舗装された。舗装していない境内は、砕石が敷き詰められている。昔は、境内のあちこちに蝉の穴があったが、今では全く見ることができない。

 さて先日のこと、梅の木でミンミン蝉が鳴いていた。2,3m離れた小楢の木で鳴いていたミンミンが、梅の木にやって来た。二匹が同じ枝で鳴いている。横歩きて逃げるミンミンと追うミンミン。メスを引き付けるため、鳴き声で争っているのであろう。蝉は、どうやら取っ組み合いの喧嘩はしないようである。

炭に群がる鈴虫に、白い紙を敷いたのは不適切だった

紙の上に、保護色の腐葉土を敷き詰めることにした

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