社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月2日(日)

2013年06月04日 23時30分53秒 | 2013年

  8時起床。9時過ぎに家を出て、オフィスに立ち寄る。昨日やり忘れた事務作業がひとつあって、それを片付ける。

  昼過ぎに上野へ出る。彼女と待ち合わせ、まずは昼食。以前友人が行って良かったと言っていた洋食屋「レストランサム」で、ハンバーグ&オムライスを食べる。腰の曲がったおじいさん(福田さん)が1人で切り盛りしているお店で、サムというお店の名前は、彼がアメリカへ留学していた頃の呼び名から取ったらしい。しかもこの福田さん、かつてはホテルオークラでシェフをされていたらしい。出て来たオムライスは懐かしい美味しさで、ハンバーグも牛肉の旨みをしっかりと感じられるものだった。サムこと福田さんの温かみのあるチャキチャキ感も相まって、一気にこのお店のファンになってしまった。次来る時には、今日食べた普通のハンバーグとは一味も二味も違うという特製ハンバーグを食べようと思う。

  大満足でお店を出て、上野動物園へ。一度もパンダを見たことがないという彼女のために、パンダを見に行く。しかし、残念ながら2頭とも遠くのほうで寝ていて、あまりしっかりと見ることは出来なかった。まあ、パンダなんてそんなもんか。その分、その他の動物たちを満喫することが出来たから、それで良しとしよう。かれこれ上野動物園に来るのは数年振りだったが、その間に展示方法がかなり変わっていて、旭山動物園のような”魅せる”工夫が所々に見られた。おかげで、思っていた以上に楽しい時間を過ごすことが出来た。


お母さんが子育てで展示時間が短縮されているので、お父さんが1人で頑張っている。


アリクイが元気に動き回っていて、案外可愛かった。


ボブサップに負けた時の曙みたい。


お母さん猿が、大事そうに赤ちゃんを抱えて歩き回っている。


バク。思っていたよりはるかに大きい。


ふれあい動物園で、子どもたちに混ざってヤギやヒツジと戯れる。


サイの食事は、ド迫力の一言に尽きる。


キリンさんが好きです。でも、ゾウさんのほうが…って、よく考えたらゾウを見るのを忘れた。

  不忍池方面の出口へ出て、露天で売られていたかき氷を食べる。今季初のかき氷は、食べ始めた頃はとても美味しく感じられたが、だんだんと陽が陰ってきて、最後のほうは寒さで震えるほどだった。しかし、彼らには今年の夏もたくさんお世話になりそうである。

  渋谷へ移動し、以前バーのマスターからおすすめされたカフェ「人間関係」へ。スコーンが有名らしいのだがあいにく売り切れだったので、飲み物だけにする(私はアイスキャラメルティー)。夜のバータイムだったためか店内がかなり騒がしく、あまり落ち着かなかった。お酒が飲めないからというのもあるかもしれないが、こういう雰囲気はあまり好きではない。

  代官山へ移動し、当初行こうとしていたメキシコ料理屋が満席だったので、「シャッターズ」で夕食。水菜のサラダに始まり、スペアリブ、雲丹のクリームパスタを食べる。どれも美味しかったが、これらで満腹になってしまい、肝心のアップルパイを食べる余裕がなかった。しかし、じゃあどの料理をカットすれば良かったかと考えてみても、どれも捨てがたい。

  そのまま、用賀にある彼女の家にお泊り。駅から少し遠いので歩くのが大変だが、用賀は高級住宅街なので、家々を眺めながら歩くのは結構楽しい。

  そういえば、彼女にこのブログのことを話したら、好きに書いていいし、何なら写真を載せてもいいよと言ってくれたので、写真はともかくとして、少しだけ紹介させて頂こう。年は私と同じで、大学院の博士課程で心理学を研究している。非常勤講師やTA、先生の研究補助といった仕事をしながら、ゼミや研究会に出ているため、私より忙しく、休みや生活も不規則だ。正直私は心理学という学問自体に懐疑的だが、分野はともかく研究者という職業には純粋に尊敬の念を抱いているので、その生活を近くで観察できるというのは楽しみである。と、とりあえず今回は簡単な属性のみで留めておこう。