7時起床。この冬初めて、目覚ましが鳴る前に寒さで目が覚めた。
午前中は、午後から控える会議の準備と事務処理。会議の準備では、思った以上に用意する資料の量が多く、主担当の先輩は終始バタバタしていたし、私も予想以上に時間を取られた。
昼食は、新人さんと2人で。何やら深刻な顔で「相談が…」というので構えていたのだが、何のことはない、部署の忘年会の話だった。そうか、忘年会の企画も、新人にとっては重大な懸念事項なのか。何だか微笑ましい。そして、もしかしたら私もそうだったのかもしれないと思うと、ちょっと気恥ずかしい。
午後からは、国と地域金融機関との会議。今年に入ってから、国所管の補助金を中心とした公的施策への申請に際して、金融機関の役割が大きくなっている。具体的には、事前に金融機関の確認を経ないと申請そのものが成立しないというルールの定められた施策が増えている。そのため、私たちのような支援機関は金融機関とのパイプをより強化していかなければならないし、国と金融機関との情報交換もより増やしていく必要がある。今回の会議は、このような背景で開催された。目的が明確な分、より具体的な意見交換ができ、非常に有意義な会議となった。
会議終了後、そのまま忘年会へ。なかなかない機会なので、私は様々な金融機関の方とお話をして、融資審査の際の目利きのポイントなど、金融マンが実際に企業と接する時にどのような視点を持っているのかについて色々と教えて頂いた。思っていた以上に細かなノウハウがあったのだが、重要なのは大きく2つ。まずは、決算書などに代表される”数字”はあくまで結果であり、その結果につながった数字では表せない要因に目を向けること。そして、書類ではなく、実際の現場に足運び、会社を見ると同時に経営者と話をすること。この2点を蔑ろにして、真の目利き力は身に付かないとのことだった。
忘年会終了後、上司や先輩と一緒に二次会へ。今度は、内部の話。今後の事業の進め方や新人さんへの教育方法など、珍しく(?)真面目な仕事の話が多かった。その中で、私が新人さんに対して甘いという先輩からのご指摘には耳が痛かった。聞かれたことに答え過ぎていて、彼が自分で調べたり考えたりする機会を奪っている、ということだった。やはり、私は年下への接し方が下手なのだろうか。何が厳しくて何が甘いのか、正直なところ全くわからない。
23時過ぎに帰宅。明日は休日出勤なので、夜更かしは控え気味にしておいた。