社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

9月2日(月) 伝統と革新。

2019年09月05日 08時28分23秒 | 2019年

 6時半起床。朝食はカット。

 今日は保育園への送迎を妻にお願いする。

 直行で銀座へ出張だったので、新幹線を使う。

 用事を済ませ、せっかくなので銀座の街をぷらぷら歩いて日本橋まで移動し、新日本橋駅から総武線快速に乗る。新日本橋の駅は地下深く、独特の雰囲気があるので好きだ。

 錦糸町へ移動し、「船橋屋」(亀戸天神本店)へ。この会社の社長さんに講演会での講演をお願いしようと検討しており、企画立案のために視察(という名の観光)にやってきたのだ。

 船橋屋さんは1805年創業の歴史ある「くず餅」のお店で、昔ながらの製法や商品そのものの美味しさにも定評はあるし、SNSによる情報発信や「くず餅乳酸菌」に注目した新たな商品開発などにも積極的に取り組んでいる元気な会社である。しかし、この会社が近年注目を集めているのはそれだけではなく、新卒採用の募集に17,000人が殺到するほど従業員満足度の高い企業だからである。そこに至るまでには紆余曲折があって、その経緯は渡辺社長の著書『Being Management―「リーダー」をやめるとうまくいくー』に譲るが、その取り組みは産業界で大きな注目を集めている。

 従業員の方に少しお話を伺ってから、会社と自宅へ持ち帰るようのくず餅を購入し、せっかくなのでお店でも食べていくことにする。注文は、くず餅乳酸菌(くず餅の発酵過程で作られる乳酸菌)入りのかき氷(あんず味)とくず餅のセット。かき氷はふわふわながら普通の氷とは少し違って食感がしっかりしている。これが乳酸菌の効果なのかはわからないが、食べ応えがある。あんずのシロップも濃厚で実もふんだんに入っており、美味しい。

 くず餅は、予想していた以上に美味しかった。ほんのりした甘さとぷるんとした食感が癖になる。関西出身の私は「くずもち」というと「葛餅」を連想するのだが、関東圏の「くず餅」は小麦粉を発酵させて作ったものだ。船橋屋さんでは発酵を含めて製造に450日をかけている。しかし、完全無添加なので消費期限は製造から2日間。すごい商品である。

 社長さんへの講演依頼の方法等について伺ってから、会社へ戻る。

 関内まで戻ってから昼食。「驛の食卓」(横浜ビール)で週替わりパスタ(あさりとドライトマトのポモドーロ)を食べる。

 午後はオフィスで事務処理。

 夕方から再度出張に出掛ける。お土産用のくず餅は先輩に預けてみなさんで試食してもらう。

 出張先から直帰。娘を保育園に迎えに行き、夕食後にデザートとして一緒にくず餅を食べる。保育園で夕食を食べさせてもらったばかりのはずなのに、バクバク食べていた。

 私の夕食はUberEatsで注文したケンタッキー。

 娘とのお風呂を終えた頃に妻が帰宅。最近は娘のイヤイヤ期突入による夜寝かしつける難易度が急上昇しているのだが、今日は比較的スムーズに眠ってくれた。

 洗濯を終え、23時半過ぎに就寝。