7時半起床。妻も私も、「きょうはばばちゃんちにいくよー!」という娘の声で目が覚める。おっしゃるとおり、今日から1泊2日で妻の実家へ遊びに行くことになっている。しかし、昨晩2人ともに寝落ちしてしまい、目覚ましもセットしていなかったので寝坊してしまった。
急いで身支度を整え、レンタカーを借りに行く。その間に、妻は娘の朝食と荷造り。
8時半過ぎに家を出て、川越へ向かう。高速も下道も比較的空いていて、スムーズに移動することが出来た。
狭山市にある智光山公園こども動物園で義父母と合流する。娘は大喜びである。
入口を入ってすぐのところにある池で、鳥や魚に餌をあげることが出来る。餌を買ってきて湖畔に立つと、自然にみんな寄ってくるのが面白い。白鳥をこんなに近くで見ることもなかなかない。娘は一生懸命鳥をめがけて餌を投げ、先に魚たちに食べられてしまうとがっかりし、鳥に届くと喜んでいた。
入場料200円の公営動物園なので動物の種類は…と思いきや、ペンギンがいる。小屋と展示スペースの移動が自由にできる構造になっているので、水辺で泳いでいるところだけでなく、草むらをちょこちょこと歩いている姿も見ることができる。しかも、手が届きそうなくらい距離が近い。
娘は鳥にも興味があるようだ。そういえば、以前別の動物園に行った時にも鳥小屋散策を繰り返していた。
コロナ禍でなければふれあいコーナーもあったそうなのだが、今はご時勢的にフェンス越しの交流しか出来ない。
娘が「しろいおうまがいるよ!」と教えてくれる。父が馬好きであることを理解しているのだ。確かに、綺麗な白馬(ポニー)である。白毛なのか、葦毛が年齢を重ねて白くなっているのかはわからない。
娘が一番食いついたのはカワウソだった。サービス精神旺盛に走り回っており、娘もそれを追いかけてうろちょろしている。
昼食は「びっくりドンキー」へ。最初は近所にある「サイボクハム」のレストランへ行こうと思ったのだが、駐車場にも入れないくらい大混雑だった。以前は販売所とレストランくらいの施設だったが、温泉施設やアスレチックが完備されてから人気が急上昇したらしい。
私はエッグカリーバーグデッシュ(パイントッピング)を注文。久しぶりのびっくりドンキーのハンバーグは美味しかった。娘も終始ご機嫌で、お子様ランチを野菜までしっかり食べていた。
デザートは珈琲ゼリーパフェ。かつてメニューにあったパフェの理想形「メリーゴーランド」がなくなってしまったのは残念だが、デザートも相変わらず美味しい。
川越卸売市場の一角にあるスーパー「生鮮漁港川越」に寄る。市場直結のお店だけあって、魚介類や野菜の種類が豊富で値段も安い。
15時過ぎに妻の実家に到着。義母手作りの梅サイダーを頂く。
少し休憩してから、娘は義父と一緒にお散歩に出掛けて行った。
1時間ほどお昼寝(夕寝)をしてから入浴。
夕食は、先ほど買ってきた魚介類を中心にした義母の手料理。期待通り美味しい。
娘が眠ってから、居間で義母と妻の会話を聞く(義父はもう眠っている)。私の母と祖母の関係性もそうだが、母娘の関係性というのは、母と息子はもちろん、父と息子のそれともどこか異なるものがある。ベタベタ仲良くしているわけではないし、意見の食い違いもよくあるが、どこかでしっかり通じ合っている同士のように見える。男である私が持っている関係性の中で言えば、親友に近いだろうか。いや、それもまたちょっと違うか。
23時過ぎに就寝。