社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月4日(水・祝) 感動の初体験。

2022年05月06日 08時02分27秒 | 2022年

 7時起床。

 朝食はオートミール。

 朝からブログの更新。一昨日と昨日の日記を書くのに半日は掛かるなと思っていたが、それどころかほぼ1日掛かった。特に2日の日記が大変で、書いては消し、書いては消しの繰り返し。写真も何度か入れ替え、文章も大幅に削った。しかし、苦労して書いた割にはその瞬間瞬間に自分が感じたことをうまく表現できておらず、歯がゆい。

 午前中に、一昨日更池から送ったお肉たちが届いた。ハラミ肉は妻と娘が帰って来てから食べることにして、とりあえずサイボシとあぶらかすを開封する。

 昼食は、大阪滞在中にも2回食べた「かすうどん」を自分で作ってみることにする。まずは、あぶらかすを薄くスライス。

 かつおだしでうどんを茹でながら、あぶらかすを加える。内側の分厚い脂身の部分は家庭によって取り除いたりそのまま食べる(入れる)こともあるとのことだったので、今回はそのまま入れてみた。

 脂身もそのまま入れたからだろう、出来上がったかすうどんは、大阪で食べたものに比べて汁に浮いている脂が多い。ただ、その分だけ脂の旨みも強かった。かすうどんは自分で作っても美味しい、ということがわかった。

 ちなみに、食べてから1時間ほど、結構重めの胃もたれがした。美味しいが、いきなり脂身たっぷりにはしないほうがいいのかもしれない。

 3時のおやつは、さいぼし。こちらは薄くスライスして、そのまま食べる。

 想像をはるかに超える美味しさに驚かされた。上品なハムのようなしっとりした食感と、噛めば噛むほど旨みが出てくるジャーキーの良さを兼ね備えた食べ物である。これは明らかに高級品だ。購入する際、冒頭の写真の量で3,000円を超える価格設定に「かなり高いな」と思ってしまった自分をぶん殴ってやりたい。『被差別の食卓』では生姜醤油で和える食べ方も書かれていたので、次はそれにチャレンジしてみよう。その前に全部食べ切らないように気を付けないと。

 兵庫県尼崎には「さいぼし刻んで生姜醤油かけて、白メシ盛り上げて食うてみたい、こうい、こうい」という子守唄が伝わっている。それほど旨いということだ。「泣く子にさいぼしをあげると泣き止む」とも言われている。(上原善広『被差別の食卓』)

 ブログをアップし終えてからは、本を読みながら過ごす。

 夕食はオレンジ。他にも何か食べようかなと思いつつ、具体的には食べたいものが思いつかなかった。さいぼしは追加で食べたかったが、それは何とか我慢した。

 入浴と洗濯を済ませ、日付が変わる頃に就寝。