社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月10日(土)

2010年04月11日 00時55分44秒 | 2010年

  11時起床。午後から友人たちと出かける予定があったので、それより少し早めに家を出て、近所の公園へ桜を見に行く。ここの公園はとても狭いのだが、その中に立派な桜の木が1本だけ立っていて、その風景が何ともいえない味を出している。今年の桜もそろそろ見納めだと思うと名残惜しい気もするが、一時しか見られないからこそ魅力的に感じるのかもしれない。


来年も、綺麗な花が咲きますように。

  その後、友人たちと待ち合わせて横浜へ行き、まずは先日私が昼休みに食べに行った洋食屋「センターグリル」で昼食をとる。私は、前回上司が食べていておいしそうだった「浜ランチ」を注文。ひとつのプレートにオムライスとチキンカツとサラダがのっていて、見た目のインパクトもあるし、何よりおいしい。友人たちの食べていた「特製オムライス」も凝っていておいしかったが、やはりここでは「浜ランチ」だろう。


オムライスのソースをカツにかけて食べるのがおすすめらしい。

  昼食後、百貨店をブラブラしてから、不動産屋を覗いてみる。インターネットで見る限り、相場よりかなり安くて初期費用もかからない物件を紹介しているお店だったのだが、それは全てレオパレスの物件だった。レオパレスはあまり良い噂を聞かないし、何より入居1年半後の初回更新時に家賃が高くなるとのことだったので、結局実物を見に行くことすらしなかった。それ以外の物件もピンと来るものがなく、いくつかの資料を頂いたぐらいで、ほとんど収穫はなし。まあ、気長に探そう。


僕だって、桜に負けじと綺麗でしょ?

  横浜から池袋へ移動し、西武百貨店で革靴とビジネス用鞄を物色。友人はコムサの鞄に一目惚れして買っていたが、私はどれもいまいち決めきれず、結局何も買わなかった。鞄に関しては目を付けたものがあったのだが、明日アウトレットに行くことにしたので、その結果次第でどうするか決めることにした。その後、池袋駅近くの中華料理屋「開楽」で夕食。ここの名物は「ジャンボ餃子」である。大きいからといって皮が分厚いわけではなく、具も肉汁もたくさん詰まっていて、普通においしい餃子が「でっかくなっちゃった」感じだ。ニンニクが結構強いので注意が必要だが、がっつり食べたい時には最適なお店である。


1人で5個は間違いなく頼みすぎです。

  埼玉へ戻り、いつものように銭湯で汗を流してから帰宅。さて、あっという間に休みが1日終わってしまった。明日は、アウトレットへ行って革靴を購入する予定だ。欲をいえば、鞄も一緒に安く買ってしまいたい。まあ、ダメなら今日百貨店で目を付けたものを買えばいいのだが。でも、それはちょっと予算オーバーなんですよね…。


4月9日(金)

2010年04月10日 03時38分30秒 | 2010年

  6時起床。今朝は、山手線の人身事故の影響で、並走する田端から激しい混雑に見舞われた。しかし、さらに混雑が激しくなる上野以前で座ることが出来たので、最悪の事態は何とか回避された。危ない危ない。

  午前中は、上司の担当する協同組合へ同行。今更の説明になるが、私たちの主な仕事は、中小企業組合の設立・運営を支援することである。さらに、私の所属する部署では、中小企業そのものの経営支援や各種セミナーの開催などといった業務も行っているのだが、その話はまた後日。今日訪問したのは、「表具組合」というところで、表具屋さん(主に掛軸の表装や修繕などを行っている)の集まった協同組合だった(協同組合についての説明も、また後日)。上司と共にそこの理事会に参加し、組合費を滞納している組合員の処遇に関する相談に乗る。もちろん私はただ話を聞いているだけだったのだが、そのやりとりを見ているだけでも大変勉強になった。その後、理事の皆さんと一緒に昼食(お弁当)をとりながらおしゃべりし、昼過ぎに帰社。理事の皆さんからはとてもかわいがって頂き、おかげでとても楽しい組合デビューとなった。

  午後は、電話番をしながらひたすら読書。午前中に組合の生の姿を見ることが出来たので、同じように本を読んでいても、昨日までより理解度が格段に上がった。組合の方々からの相談は、経営や法律など多岐に及ぶので、覚えなければいけないことが山のようにある。しかし、内容はどれも興味深いものばかりなので、案外楽しみながら勉強していけるような気がする。

  18時過ぎに退社し、19時半に帰宅。すぐに弟と近所のショッピングモールへ行き、スーツ用のワイシャツを購入する。時期的に在庫がかなり少ない状態になっていたが、何とか2着は確保することが出来た。その後、帰り際に「クリスピー・クリーム・ドーナツ」でドーナツを買ってから帰宅。ここのドーナツは甘党の私からしても甘すぎるのだが、たまに食べるとめちゃくちゃおいしく感じる。

  21時過ぎに外出し、友人たちとファミレス&銭湯へ。銭湯では、今年新卒で社会人になった男の子3人組と仲良くなった。彼らは今、新人研修の真っ最中で都内に通っているのだが、1ヶ月もすると全国の支店へバラバラに配属になるらしく、残り少ない同期との時間を楽しく過ごしているようだった。また、全員が地方出身の子だったので、東京のおすすめ観光地を教えてあげたらとても喜んでくれた。せっかくの機会なので、東京を満喫してほしい。もしかしたら、来週は彼らの土産話が聞けるかもしれない。

 


4月8日(木)

2010年04月08日 23時17分57秒 | 2010年

  6時起床。今日、ついに自分用の名刺が出来た。市役所時代には作らなかったから、随分久しぶりに自分の名前の書かれた名刺を目の前にして、一気に気持ちが引き締まる。午前中で起案文書の整理を終わらせ、昼休みには名刺入れや認印などを買いに出かける。その合間を縫って、昼食は1人で吉野家へ。異様に混雑していると思ったら、今はキャンペーンで牛丼が270円になっているとのことだった。かつて、BSE問題が発生する前に290円だったのはよく覚えているが、まさかそれより安くなるとは。しかし、大学時代の先生がご自身のブログで書かれていたように、ここまでの低価格は様々なしわ寄せを生む気がして、素直には喜べない。逆に、低価格競争を逆手に取って、牛丼界のモスバーガー的な、高級路線の牛丼を提供するお店が出てきたら面白いと思うのだが。

  午後からは、今年度から新しく始まる事業に関するHPの原案作りに取り組む。私は、勉強という意味も兼ねて事業内容や事業体そのものに関する説明の部分を担当しているのだが、提出した原案の文章を上司からうまいと褒められ、かなり嬉しかった。文章を褒められるのは、たとえお世辞でもめちゃくちゃ嬉しい。元々、褒められて伸びるタイプだし。その後は、他部署の雑用を手伝ったり、本を読んだりして過ごした。

  勤務終了後、先輩たちと少しお喋りしてから、18時前に退社(19時半帰宅)。今週も、あっという間に残り1日となった。来週からは、週2日終業後に簿記講座へ通うことになっているので、毎日こんなに早く帰れるのも今週いっぱいだろう。ただ、まだ本来の業務に取り組むには知識が乏しすぎるため、当分は仕事で遅くなるということはなさそうだ。早く帰れる今のうちは早く帰って、仕事を覚えて忙しくなる頃に一人暮らしを始めるというようにするのがいいのかもしれない。


4月7日(水)

2010年04月08日 06時07分07秒 | 2010年

  6時起床。今日は、奇跡的に西日暮里から座ることが出来た。京浜東北線は上野-東京間で混雑がピークに達するので、それ以前に座れるのとそうでないのとでは疲労感が全然違ってくる。午前中は、昨年度の起案文書を整理しながら読み込んでいく。そこで気付いたのだが、ここの起案には「専決」というものがない。市役所では、「課長専決」や「部長専決」というものがあって、あまり重要でない起案は課長や部長までの決裁のみで、それ以上の役職からの決裁は省略されていた。しかし、ここでは全ての起案が会長又は専務といった役員クラスにまで回される。それ以外にも、市役所では起案が出来ると直接上司に提出していたのが、ここでは最初に同じ課員全員で回覧してから上へ回すようになっている。だから、流れとしては「起案者→課員→課員→課長→部長→総務部長→専務→会長」というように、非常に長いものになる。確かに、これなら社員同士お互いの仕事内容に対する理解は深まるだろう。しかし一方で、全ての決定にそれなりの時間が掛かるというデメリットもあるから、一概に良し悪しは判断できない。

  昼食は、中華料理屋でタンメンを食べる。私はあまりラーメンが好きではないので期待していなかったのだが、実際にはかなりおいしかった。麺や具材は普通のものなのだが、スープによく胡椒が効いていて、あっさりしつつも濃厚なのだ。注文してから料理が出てくるまでに時間が掛かるのが難点だが、昼休み終了の時間に追われてでも待つ価値はあるといえるだろう。

  午後は、午前中と同じく起案文書を読みながら、合間合間に会議の準備をお手伝いしたり、他部署から頼まれた雑用をこなす。今日も、時間があっという間に過ぎていった。水曜日はノー残業デーということで、先輩と一緒に退社。途中まで電車が一緒だったので、普段職場では聞けないような話を色々と聞くことが出来た。

  19時過ぎに帰宅し、テレビでサッカー日本代表のセルビア戦を観る。0-3という結果だけ見れば完敗だが、ベストメンバーが揃っていない状態であの内容なら、そんなに悪くなかったのではないかと思う。ただ、岡田監督が「ベスト4」という目標を掲げていることを考えると、理想と現実の乖離はかなり大きいと言わざるを得ない。現実的には、予選突破が出来れば万々歳といったところではないだろうか。

  昨日、巨人の木村拓也コーチが37歳という若さで亡くなった。現役時代は日本ハム・広島・巨人と渡り歩いた中、それぞれにおいて自分の役割をきちんと果たし、良い意味でいやらしい選手だった。今年から指導者として第二の人生を歩み始めたばかりだったのに、残念でならない。心から、ご冥福をお祈り致します。

 


4月6日(火)

2010年04月07日 06時16分59秒 | 2010年

  6時起床。今日は秋葉原から座れたので、車内で1時間近く眠ることが出来た。午前中は、上司や先輩と一緒に共済事業に関する勉強会に参加する。一口に「共済」といっても様々な形態のものがあって、とても興味深い。また、最後に質疑応答や議論の時間があったのだが、かなり積極的な意見交換がなされていて驚いた。「それも仕事のうち」といえばそれまでなのだが、得てして形だけになりがちな会議が有意義なものとして機能しているのは良いことだと思う。その雰囲気も、まるで巡礼ゼミの時の議論(通称「叩き合い」)を思い出させるようなもので、入社以来で一番「ここに入って正解だったかも」と感じられた。もちろん、まだまだ右も左もわからないわけですが。

  昼食は、老舗風の洋食屋でオムライスを食べる。それも昔ながらの味でとてもおいしかったのだが、上司が食べていたランチプレート(名前は忘れたが、オムライスやパスタ、とんかつがてんこ盛りになっていた)のインパクトが強すぎて、私もそれにすれば良かったと思った。次回まで忘れないようにしなければ。しかし、段々と気になってくるのは、昼食の値段である。横浜の中心地だけあって食べるところには困らないのだが、やはり値段は多少張る。実家暮らしの間は気にするほどのことではないのだろうが、一人暮らしを始めたら、少しセーブしなければならなくなるかもしれない。

  午後は、本を読んでお勉強。経営に関するものを一冊と、法律に関するものを一冊。お世辞にも面白いとはいえないが、全く知らなかったことを学べるという意味では興味深かった。それ以外には、実在する団体の決算書を読んでみたり、夏に行われる研修の説明を受けたりした。予定では、8月のお盆明けから9月頭にかけて、東大和(西武ドームの近く)で3週間の研修を受けることになっている。その間は、通いでも泊まりでもいいらしいのだが、せっかくなので合宿気分を味わおうと思っている。先輩曰く、「他県の同じ組織の新人と仲良くなれるから、楽しいと思うよ」とのことで、今から楽しみである。

  18時前に退社し、19時半前に帰宅。夕食に筍ご飯が出てきて、今更ながら春の到来を感じる。桜はもちろんだが、筍もないと春は完成しない。その後、ダラダラとネットで賃貸物件を検索してから、ベッドに入って時刻表を読む。桜や筍と同じように、季節限定の臨時列車の記載を見ると、春を感じる。これはあまり共感してもらえないだろうが…。