はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

義母の気配り

2010-05-12 | アメリカの家族
母の日の日曜は 例年のごとく 義母の町の公園である

ボーイスカウトの朝食会に行った。






その後主人は すぐに 義母を家に送らず

彼女を連れ ドライブをした。

行き先は義父や家族のお墓のある 墓地


ゆっくりと 墓地の中を通る細い道を 走り 

運転席と助手席に座った二人が 墓石にある名前を見ながら

昔話 をしている。



墓地をドライブしながら

Van のバックシートに座っていた娘は  週末の疲れが でたのか

大きなあくびをする。


”誰かが 退屈してしまってるわね。”


と 義母は 気を使うように 囁いた。


彼女はこうして 人の気持ちを すぐに 考え


自分のことを 後回し にしてしまうタイプだ。


墓地を回りながら 義母が バックシートに座っていた私に話しかけてきた。


”あのロッキングチェアーの形をした墓石は

その昔3歳で亡くなった 女の子のものよ。”



と云う。







写真を撮ろうと 私が車から出ると

足の不自由な 彼女まで 助手席から出て 

傾斜のある芝の上 を歩き その墓石の傍まで来る。






”その女の子は 毎晩 自分の靴を履いて 眠ったので 

その靴も石で作られ イスの上に置かれてるのよ。”


と 説明をしてくれた。


私がこの事を ブログに 書くのかも知れない

と 思った彼女の気配り を感じた。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村