両手を顔にあて 頭をうな垂れて
椅子に座っていた私を見て
"なにかあったの？大丈夫？"
と パートナーが心配そうに
私の顔を覗き込み聞いてきた。
神経の細かい彼は
こういった心使いも多い人である。
その10分ほど前に
バスルームであった義母の ある行動 を思い出しては
笑をこらえていた私、、、。
パートナーのその言葉に 頭をあげるや
ゲラゲラと 笑いながら
そのことを話し始めた。
その日の朝 排便が出来なかった義母は
何度もトイレに座っては
ウンウン とうなっていた。
ランチ (ウンチではないですよ、、。笑)を済ませ しばらくしてから
足早に トイレに行った義母は
いつものように 宇宙語で文句でもいうように
ブツブツ 呟きながら
下着を脱ぎ それを足で蹴る。
排便は一人でいる方が思いっきり出来るだろう と
トイレに座った義母を残し
居間に移動した私が
数分後、チェックに入ると 義母は
シャツまで脱いで 真っ裸でトイレに座っている。
排便するのに シャツまで脱ぐこともないやろうにな
と 思いながら
”お義母さん
出たみたいやね。ちょっと見せてくれる”
と 私、、、
義母が開いた両膝の間から
トイレの中を覗くと
形も色もいい かなりの量の便 がある。
”これでスッキリしたでしょう”
と 私がその 記録をノートに付けていると
”Shit Shit Shit " （くそ くそ くそ ）という
義母の声が聞こえ る。
見ると
義母が流したトイレの水が 溢れそう になっている。
大量の便をした為 詰まってしまったようだ。
トイレに座っていた義母は
すぐに 立ち上がり
傍に置いてあるプランジャーを取ろうとする。
”お義母さん 私がするから、 ” と
プランジャーをトイレの中にいれ 上下に動かすと
水が すーと 引いて行く。
それを見て
ホッと した表情で
又 水を流すように と言った義母の 指図通り にすると
引くはずの水が 又 溢れ始める。
そうして 流れたはずの便が
水と一緒に浮き上がってくるではないか、、、。
ヒエーーーー 又 パニックの私たち
オロオロする私に
"アンタ、はよう プランジャーを使うんや" とでも言うように
宇宙語で叫ぶ義母
今トイレに物を入れると 水が溢れ出て 便と一緒に
床に流れるのでは、、、と心配する私は
手にプランジャーを持ったまま
数秒間その行動が取れないで ぼ～～、、、
そんな私を横に 宇宙語でわめき散らす義母が
私の手からプランジャーを取り上げ
トイレに入れて上下に動かし始める。
こんなことを義母にさせては
体を痛めてしまう という心配と
お義母さん やればできるやん という驚きとが
頭の中でぐるぐる する中
彼女の手からプランジャーを取り上げ
水が引くまで それを上下に動かした。
ご想像ください。
ハラハラのこの数分間 義母は真っ裸 で
宇宙語でわめき散らしていました。
時々思う、、
こんなとこ バッキーと義母ってそっくり 笑
臭い話だったので
裏庭に咲いていた
カオリのいい薔薇の花を載せました。
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