31日もバッキーは仕事
私はクロゼットの片づけをし、ゆっくりと家の中で過ごした。
午後になり
夕飯は何を食べたいか
寝室でゲームをしていたジェイク君に相談すると
”冷蔵庫に何があるか見て見よう。” と
松葉杖をつきキッチンに行った彼が
シュリンプアルフレッドはどうか と
冷凍室にあったエビを見つけ言い夕飯の献立が決まった。
その時、いつもと変わりない調子で話していたけれど
キッチンの照明を受けたジェイク君の目はくぼみ
黒ずんでいるのにハッとした。
でも何も言えず言葉を飲み込んだ。
夕方帰宅したバッキーに
吐き気がし便秘で苦しんでいる と
具合が悪い事をジェイク君が話し始めた。
よっぽど様態が悪かったんだろう。
その後、夕飯も食べず寝室にこもってしまった。
病院で処方された鎮痛剤にオピオイドがあった。
オピオイドの副作用として
便秘や嘔吐などがあり
便秘に関しては便の軟化剤も病院で頂いたけれど
どうもそれの効き目が見られないようだ。
暫くしても寝室から出て来ないジェイク君の事が心配になり
このままの状態で夜を超す前に
市販されている薬でも摂った方が良いのではと思い
バッキーが隣町のWマートで薬を探してくる事になった。
その間ジェイク君はトイレで嘔吐
そんな中で私たちは新年を迎えた。