時間を見つけては
何度もチェックを入れているのだけど
コロナワクチンの予約が取れない。
バッキーが務める会社は
早くから
接種を希望する従業員のために
予約を入れてくれたし
知人が勤める会社ではナースを呼び
会社でコロナワクチンの接種もあった。
店の薬局で
ワクチン接種をしているこの会社なのに
エッセンシャルワーカーの従業員でさえ
予約が取れない状態が続いている。
今日
思いきって
店長に相談した。
受ける資格が十分ある事を伝えたかったので
この夏で65歳になること
エッセンシャルワーカーである事
を強調した。
そしたら
良い返事があり
ワクチン接種をしている店の薬局に走ってくれた。
それからすぐに
寿司コーナーに来た店長が
”ワクチンのキャンセルがあったら
君の所に連絡が入るから、、、”
と
そう言い
”君の他にもワクチンを摂取したい人はいる?”
と
訊いてくれたので
すぐにトンペイシェフの名前を言った。
随分前から
彼が
ワクチン接種を希望する事を知っていたからだ。
”じゃぁ君の名前も薬局に伝えておく。”
店長にそう言われたトンペイシェフは
とても嬉しそう
なのに
私ったら
”店長、私がまず先で
彼はその後という事で よろしく”
何てほんとの心が口から出た
今考えても
あさましい
まっ
そんなものか
店長が部署を去り
薬局で働く従業員がやって来て
私とトンペイシェフの情報をとってくれた。
それだけで
すぐにでも
ワクチン接種が出来るような気になった事だ。
でも
キャンセレイションの連絡を
待つだけでなく
週末また ネットで探しては見よう。
念願のワクチン接種に1歩でも近づき
トンペイシェフはそれは嬉しそう
仕事中
誰かにスマホでテキストも打っていた。
中国にいる奥さんかなぁ
そんな事を想像しては
私まで嬉しくなった。
家族と離れ約25年間
アメリカで一人暮らしをするトンペイシェフは
今家族が住む中国の
とある街に
鉄筋4階建ての家を建てている。
定年まであと1−2年
トンペイシェフには勿体ないほど
可愛い奥さんと
いつまでもいつまでも
元気に暮らして欲しい。