私が働く寿司コーナーのゴミは中華で働く中国人の男性シェフたちが中華のゴミと一緒に捨てに持って行っていた。
ところがそれをしたくない中華シェフが自分の要望をマネージャーのトンさんに伝えた所、
トンさん(中国人)が今まで私達が使っていたゴミ箱の3倍の大きさである約150リットルの物を用意し、私が働く寿司コーナーに持ってきて
”これからは君たちのゴミは君たちで捨てに行くように、、ゴミ箱の底に車がついてるから押して持っていける” と言う。
これを知った中国人の寿司子が怒り
ゴミ捨場まで押して持って行けても重たいゴミ袋を持ち上げて捨てなくては行けないんだから私達女には無理がある。
今までのように同じ部署(アジアンデパートメント)で働く男性中華シェフ達がするべきだ。と云う。
ここで働く中華シェフ達は助け合う事が好きでない。
彼らは自分の仕事とそうでない仕事をはっきりと区別していて、自分の仕事が増えるのを嫌う。
想像するに彼らにとって助け合って働く事は自分の仕事が増え 損をする事に感じられるんじゃないかなぁ と そこまで思う時もある程 特に一人の中華シェフは頑固に動かない。
7年も彼らと一緒に働いている中
”彼はそういう人なんだ” とか ”文化の違いだ” とか そういう理解を私の中でしてきた。
寿司のゴミ出しを 中華シェフにしろ と言ってもそれをしたくない彼に通じる訳がない。
絶対に揉め、人間関係が悪くなるだけだ。
それと 重いものを無理して持ち上げる必要はなく 他の部署などに助けを呼ぶことは労働者の安全のためにも勧められているので このゴミ出しに関して私は寿司子のような怒りは出てこなかった。
それもあり 寿司子が声高にまくしたてるのを他人事のように聞いてもいた。
”私達がゴミ出しをしてしまったら 私達にも出来る仕事だ と思われるから そう思われないように 今日、ビッグボスにゴミ出しは中華シェフがすべきだと伝えましょう。”
と そんな内容で寿司子が話し
”ビッグボスには貴方から伝えてちょうだい。” と続ける。
”えっ?”
”なんで私が伝えなくてはいけないの?” と訊く私に
”貴方の方がうまく要望を伝える事が出来るからよ。” と寿司子は自分の英語では十分相手に伝わらない と云う。
いつもの寿司子らしくない言い訳だ。
彼女が自分でビッグ・ボスに伝えたくないのは、それとは別の理由だ と思う私は それ以上の事は訊かず承知した。
なんとなく続く
木曜の夕飯は残り物のチキンシチューにマカロニを加えてグラタンにした。
バッキーは3個 私は2個 いただいた。
24個入で約10ドル
夕飯が多めで満腹の夜、このサイズは口直しをするのに良い。
ぽちっとね