金曜、目を覚ますと7時過ぎ
大慌てで顔洗って化粧して
朝食も食べずに職場へGo
この日、
この職場で長く働いているアンさんが誰にも何も言わず
黙って家に帰った。
最後に自分がしていた作業は終了させていたけど
まだし終えなくてはいけない仕事は少し残っていた。
アンさんが職場を去った事に気づいたパン子さんが
きつい表情をして手に持ったスマホに文字を打っていた。
始めてみたパン子さんの硬い表情に
“口論に発展しないと良いけど” と
まず そんな事が気になった
人に慕わられるパン子さんは
別の部署の従業員とも仲が良く
ベーカリーを離れると暫く職場に戻ってこない事は多い。
この日もそんな事が何度かあった。
パン子さんがベーカリーにいない間
アンさんは一人で作業を進めているけど
パン子さんは多分
自分が長い時間お喋りをし
職場をあけている事もその間アンさんが
黙々と働いている事も分かっていないように思う。
そう思いはしても、
それを口にすることが出来なかった自分。
仕事中は感じなかったのに夕方から
ローバックに痛みを感じ
バッキーに話すと
”猿みたいにハシゴを登ったから
筋肉がやられたんじゃないかぁ” と言う.
つい
若い人のスピードに合わせ
ハシゴ登りをしてしまったのがたたったかも。