”これ 覚えてる？
娘たちが小学生の時に作ってくれたギフトよ。”
と
暖炉の上の飾り
を指差して
バッキーに訊いても
そんな日が霧の中のように首を傾げる。
私にはその年のクリスマスイブの夜が
昨日の事のようなのに、、、。
そんな会話から３０分もしない時に
バッキーの大きな叫び声が
地下から聞こえて来た。
”イジー イジー”
私の名を呼ぶバッキーの叫び声は
助けでも求めているようで
ろくな想像をしない私が
大急ぎで地下の階段を降りると
テレビデオの前に座ったバッキーが
その小さなスクリーンを指して
”昔のビデオを今日こそ見てみよう
と
ビデオテープを入れたら
お前が今話してくれたクリスマスイブの夜の動画が
画面に飛び出して来たんだ。”
興奮して言うバッキーが
ビデオテープを巻き戻し
プレイボタンを押すと
動画は小さな包を開ける私の手から始まった。
包から出てきたのは
３０分前にバッキーに話した娘たちからのギフト
”バスルームの修繕に使った木の残りだ”
と
バックから亡き義父の声がし
”メリークリスマスって書けばいい
って
二人に言ったら
日本語で書くって
お姉ちゃんが言ったのよ。
私にはそれが正しく書かれているのか
分からなくて、、、”
と言う義母の声に対し
”ちゃんと調べたもん“
と
自信たっぷりに１２歳の娘の声が続く。
これはバッキーさんも大興奮だったでしょうね。
ところで歯の保険、すごく安い上にカバーもいいですね。
そりゃ入らないと損ですね！！
ビデオっていいですね
写真だけでなくもっとビデオを撮っていきたいと思いました
亡くなった義父の声もこうして残り バッキーはもっと心がじんときたことでしょう
＊Reeさんへ
ビデオカメラをバッキーの誕生日？だったかにプレゼントしたんです
昔なので大きくてそれに今のようにグーグルもなかったんで どれにするか悩みもした事です
そんな日も思い出されます
今 週２４時間働けていますが これからどうなるか
ですが この保険はホントやすいですよね
前回歯のクリーニングにいったところレントゲンもとったので２４０ドルだったんですよ 考えられない