土曜日も晴天なり
理髪店の日除けオーニング(Awning)がうまく閉まらないのでミスターFixのバッキーが駆り出され、私もお供
今から10年ほど前、まだ20代だったジェイク君は理髪師をリタイヤーするハー氏からこの理髪店を買いとった。
このビルが建った年代ははっきりしないけど、ここが理髪店として使われ初めたのは50年代で、その前は宝石店だったらしい。
小さな理髪店の奥にあるのはこの写真の部屋 ↓
部屋の2面に大きな鏡が取り付けられているのは、その昔ハー氏のお母さんがビューティーパーラーとして使っていたから、、。
又 ある年にはポーカーがプレイされちょっとしたギャンブル場にもなったことがあったらしい。
ジェイク君が旅に出ても、この理髪店はそのままにしておくので、何もかも処分する必要はないと思うけどすっかり物が少なくなってガランとしてきた。
壁から取り外されたお酒のサインが目に付き彼に頼んで貰ってきたよ。
カリブ海の島々で作られたラム酒と酪農の州であるウイスコンシン州のクリームで作られた甘いドリンクTippy Cowはその昔3人でよくショット飲みしていたお酒でもある。
そんな思い出もあるし 味のあるサインなので部屋の壁に飾ろうと思う。
壊れたオーニングの取り外しには30分もかからなかったのに借りでも出来た気持ちになるのかジェイク君がランチにピザをオーダーしてくれた。
”旅に出る前にもう一度だけ食べておかなくては、、” とジェイク君が言う程、具やチーズがたっぷりのこのピザが二人共気に入っている。
夕飯はチャックアイステーキ
肩ロースのチャックアイステーキは他の部位に比べ安価
ジェイク君はそれをうまくグリルで焼き上げる。
”新しいキャンプ場でこのチャックアイステーキを流行らせるんだ。”とジェイク君がその日を思って興奮気味に話す。
今晩の彼はこれから新しくスタートする暮らしに期待に胸を膨らませた言葉を多く声にしていた。
ぽちっとね
人が歩く姿の看板など 日本と同じなんですね。
ジェイク君は一定期間 親御さんのところへ行って
再びイジーさんたちのところへ帰ってくると思っていましたが
そうではなく 長いお別れになるんですか?
お店?処分しての今回の旅立ちだと思っていました。
根っこは残しておくのですね。
このサインは世界共通のようですね。
ジェイク君は彼のキャンピングカーをひきテキサス州のキャンプ場を転々としながら自分探し?をするようです。
うまく運べば長く続け短くとも春までは帰ってこない予定ではあります。
どうなるかは旅に出るまで分からない状態です
*Nekoさんへ
お店は買う人がいれば売るつもりはあるようです と言っても売りに出しているわけでもないのですがね
冬の間のこの店の管理はバッキーがするようです