「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

月夜の晩の福泉寺、五重塔

2010-11-17 19:43:15 | 福泉寺・伝承等

 霜が降り、冷え込んだ朝でしたが、日中は良いお天気の小春日和となりました。

 

 紅葉も終わって初冬の佇まいながら、陽は少し暖かい雰囲気・・・。

福泉寺参道

良い色合いの青空も久しぶりに堪能・・・

福泉寺庫裏

 

 午後から仕事での野暮用があって、休みであっても何処へも行けないし、あまり休んだ気がしない・・・。

 ちょっと民俗学的なことで近日中に現地調査といいますか、探訪予定があって、下調べを兼ねて林道を走破して来ましたが、モノにならず・・・というところです・・・

  しかし、とある山野のピーク近くに舘跡特有の堀切跡らしき形状を発見、資料にも掲載されていない場所なので、新発見か?・・・と思うも、場所柄や他の舘特有の工作された形状が無いので、ちょっと違うのかな?と考えたりして・・・いずれこのことは機会がありましたら、ご披露したいと思います。

 

 ということで、午後はほとんど休みが潰れてしまいましたが、天気も良く、月も満月ではないものの、月明かりが見込めると判断して、夕方、菩提寺の福泉寺に移動(自宅の隣・・・汗)して五重塔でスタンバイして日没を待つ・・・。

 

   あしたは帰るという

       月夜の晩の福泉寺

           好きだと口づけた 

               ススキの野辺よ

 

 飛行船(あんべ光俊)の「遠野物語」の詩に「月夜の晩の福泉寺」というフレーズがありますが、以前から当ブログでも何度か指摘してますが、福泉寺は夕方5時にはクローズされ、お寺さんに用向きがない限りは入ることはできません。

 

 今回は平成2年に建てられた五重塔にて撮影いたしましたが、飛行船の遠野物語がヒットした頃は、福泉寺に五重塔はまだ建設されておりませんでしたので、あしからず・・・

 

 

 

 

日中の撮影ではありません・・・笑

 

露光1分、F2.8、ISO400で撮影

 

 

毘沙門堂

月明りでも結構明るく撮れる。

 

 

 

 今回は、暗くなる前から現地入りして、位置撮りやらカメラの設定の練習やら再確認を実施して望みましたので、上手い下手はともかく、それなりに写っているということで、自分的には「まあ良し」としております。

 

 

 月明りで怖いことはなかったですが、大型の獣が数十メートル後方を横切った時は流石にビビりました・・・汗・・・日本鹿でした・・・。

 

 いずれ、このくらいの明るさなら、月夜の晩の福泉寺で若干勇気を出せば愛は語れそうですね・・・・・

 

 

 遠野ブログ画像展「遠野三昧」のご案内及び画像応募要項

こちら

 

コメント (25)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする