実は先週木曜日(文化の日)から4連休となっていて、先月初め頃から嫁さんの休みも一応合せてもらって、長男の様子を見に前橋へ行く予定にしておりました。
ついでに途中の福島辺りの紅葉狩りや日光も・・・さらに群馬の日帰り温泉や撮り鉄に乗り鉄と色々と盛り沢山に計画していたのですが、二女の弓道大会や葬祭事とあって、群馬行きは中止いたしました・・・
それでも、4日金曜日となりますが、折角の休みということで急遽、秋田県のローカル鉄道「由利高原鉄道鳥海山麓線」を撮ろうと思い立ち、一路秋田道を西進することに・・・
秋田道横手辺りに差し掛かると、何故か急に考えが変わってしまって、ジャンクションから湯沢道路へ入って南下しておりました。
由利高原鉄道撮り、雪をいただいた鳥海山をバックに・・・のイメージが強いせいか、雪がない季節は?・・・ちょっと消極的に考えが変わってしまってのこと・・・春先が良いかな?みたいな・・・・・・ということで、急に思いついた場所にまずは行ってみることに・・・。
着いた先は・・・
秋の宮温泉で、湯っこを堪能することに・・・
ちょっと、まったりした後は・・・
道の駅 おがち
秋田県湯沢市雄勝町
道の駅の建物が特徴ありますが、昔・・・といっても相当昔ですが、女性の笠の形を模したものですね・・・。
そう・・・此処は秋田美人の聖地、そして世界三大美人のひとりと云われる「小野小町」縁の地でもあります。
地域の地名の入った標識というか案内板、観光施設の建物の屋根・・・といい、小町が被っていた笠の形で統一されているようです。
まさに小野小町の郷・・・ですね。
小町堂
ちょうど銀杏が見頃となっておりました。
☆ 小野小町 ☆
小野小町は一説によると現秋田県湯沢市雄勝町に生まれ、そして終焉の地も雄勝町と伝えられている。
小野小町は絶世の美女といわれ、美人としての他に歌人としての才能に秀で、有名な百人一首に「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」とあり著名な歌人のひとりでもありました。
小野小町は言い伝えでは、出羽郡司(秋田、山形の役人)小野良実の娘とされるが大同4年(809)に雄勝の小野で生を受け13歳で京へ上り、宮中に仕えたと伝承されている。
大同年間、遠野でのはじまりが大同年間と語られ、奥羽山脈を越えた陸奥ではアテルイやモレといった蝦夷達が坂上田村麻呂率いる朝廷軍と戦いを繰り広げていた、ほぼ同じ時代、感覚的にかなり古い時代となりますね。
いずれ歌人として名声を得、しかも美人だったということで都の貴族達の憧れの的だったのでしょう・・・しかし36歳で故郷の出羽に帰って来て、京都から小町を追ってきた都人との逸話も伝えられているようですが、96歳で一生を終えたと伝えられております。
生誕地や墓所等、伝承も含めて全国各地に縁の地が結構あるようですし、雄勝町が最有力ということでもないにしろ秋田県での有名処として「秋田新幹線こまち号」お米の「あきたこまち」とあるように、秋田を代表するネームバリューとなっているのも事実でもあります。
写真の小町堂をメイン会場に毎年6月に「小野小町まつり」が開催され、7人の小町が登場、写真的にすばらしい雰囲気があるようで多くのカメラマンで賑わうとか・・・混むのはあまり好きではないが、道の駅に掲示されたフォトコンの写真、お祭の模様等、すばらしいロケーションと秋田美人の皆さんが織りなす小町娘達、これは是非に行って撮ってみたい、観てみたいという衝動に駆られてしまいます・・・
オヤジといわれようが一度は観てみたい、撮ってみたいですね・・・
時間に余裕があったわけではありませんでしたが、湯沢まで来たということで・・・少し足を伸ばしてみる・・・。
小安峡にも行って来ました・・・。
ここは絶景に圧巻という場所・・・初めて訪れました。
温泉はこちらの方が良かったかな?
紅葉もちょうど見頃となっておりました。
遠野~湯沢・・・思ったより近いという印象で秋田道利用で2時間半くらいかな?
つづく・・・