「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

シシ踊り奉納 遠野郷八幡宮 壱

2015-10-04 18:02:25 | 遠野

 昨年に続き遠野郷八幡宮にシシ踊りの奉納行事があるというので出かけて参りました。

昨年は初夏の頃、太鼓系鹿踊り4団体でしたが、今年は地元遠野と大槌から幕踊り系がそれぞれ1団体ずつ参加、太鼓系も奥州市江刺区と一関市から各々1団体、幕踊り系2団体、太鼓系2団体の合わせて4団体による奉納となりました。

美人さんの若い女性の方が趣味で作られているというしし踊りフィギュア

今回の観客含み各団体関係者?追っかけ?・・・とにかく若い女性の方々が多いという印象、神楽関係も昨今は女性の方々が関係する場面をよく目にしますが、しし踊りは、さらに上回る印象も・・・

しし踊り恐るべし・・・笑

 

 

と、いうことで壱では参加団体のご紹介等と参ります。

まずは奥州市江刺区玉里からご参加の「行山流角懸鹿躍」

江刺の鹿踊とくれば個人的には金津流というイメージがありますが、実際のところ行山流も金津流も見分けがつきませんがホントのところ・・・(^^;)

 

角懸とくれば遠野に多い姓「菊池」の陸奥国でのルーツのひとつという思いがあって、江刺区も菊池姓繁華の地でもあり、個人的にはつながりはありませんが、歴史的な何かが遠野と関わりあるという思いが強いのも事実でもあります。

そんなこともあってこちらの鹿躍に若干興味を感じてもおります。

 

 

「行山流舞川鹿子躍」一関市舞川

昨年もここ遠野郷八幡宮での奉納に参加された団体

首都圏にも支部を持ち、若い方々が活躍している団体というイメージがあり、舞も躍動感に溢れているという印象も・・・。

 

 

「臼澤鹿子踊」大槌町小槌臼澤

沿岸地方に伝わる幕踊系しし踊

独特の雰囲気が伝わるも笛太鼓の調子なんかは遠野郷しし踊りと酷似しており、沿岸独自に発祥伝承されてきた印象はしない。

推測ではあるも遠野のしし踊とも互いに何かしらの接触により、それぞれ発展したものだろうと印象もしないでもない。

個人的には現宮古市川井、小国地区に伝えられるしし踊りとの比較もしてみたい思いはある、太鼓も鹿頭と共に踊る幕踊系なので、いつか見てみたいものである。

 

そして地元上郷の「板沢しし踊」

 

まっ、観る気がすれば機会は結構あるので写真は少な目・・・

 

遠野郷のしし踊りではテンポもよく激しく躍動感あふれる踊りが持ち味という印象。

太刀振り(青笹、上郷では刀掛けと呼称)の舞は優雅で美しい・・・

無論、容姿も・・・。

 

 

時折、陽の光が射すも風が冷たく震える場面も・・・

途中から車に戻って積んでいたウインドブレーカーのお世話に・・・

それにしても昨年同様、素晴らしい舞に感じ入りました。

是非に来年も企画いただきまして継続希望いたします。

 

当ブログエントリーでは次回は弐として写真ブログ的な内容で今回の「シシ踊り奉納」をご紹介したいと思います。

 

 

 

コメント (10)
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